日本通信SIMへの乗り換え方法が分かりません……
日本通信SIMは、いわゆる「格安SIM」サービスの提供会社です。
通信サービスを格安料金で利用できる上に、シンプルで無駄のないプランが分かりやすいため、評判も上々です。
『価格.com』の格安SIMカードカテゴリーでは、4.65という高評価を得ています。(2022/10/12時点)
そんな評判の良い日本通信SIMに乗り換えを決めたはいいけど、いざ乗り換えるとなるとその方法が分からない。
冒頭の「悩める旅人」と同じ状態になった方もきっといるはず。
ということで、本記事では日本通信SIMへの乗り換え手順について、解説します。
実際に僕も、日本通信SIMに乗り換えた人間です。
以前は、サブ回線として楽天モバイルを使用していましたが、「0円プラン」廃止のタイミングで日本通信SIMの合理的シンプル290プランに乗り換えました。
なので、乗り換えの際のつまずきポイントや注意点を経験者としてアドバイスができます。
また、本記事では、実際に僕が申し込み手続きをしたときの画像を使いながら、詳しく解説します。
ぜひスムーズに乗り換え手続きを完了させて、日本通信SIMでの格安SIMライフを楽しんでくださいね。
それでは、早速、いきましょう!
日本通信SIMの合理的シンプル290プラン
本記事では、日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」への乗り換え方法について解説します。
なぜ「合理的シンプル290プラン」かというと、実際に僕が乗り換えたプランだからです。
「合理的シンプル290プラン」は、日本通信SIMの合理的プランの中で最も安いプランです。
290円という激安の月額基本料で1GBまで利用できます。
無料通話は付いていませんが、30秒11円で利用できますし、必要であれば「70分無料通話」や「通話かけ放題」のオプションも追加可能です。
僕は、サブ回線として利用していた楽天モバイルの「0円プラン」が廃止になるタイミングで乗り換えを検討。
他の格安SIMと比較した結果、コストパフォーマンスがとても良かったため、日本通信SIMの合理的シンプル290プランを選択しました。
それでは次に、この「合理的シンプル290プラン」への乗り換え手順を解説していきます。
日本通信SIMへの乗り換え手順
日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」への乗り換え手順には、大きく分けて3つの段階があります。
- 準備段階:スターターパックを購入する
- 前半:日本通信SIM申し込み(住所確認コードが届くまで)、MNP転出手続き
- 後半:(住所確認コードが届いてから)日本通信SIM開通手続き
ひとつひとつ詳しく説明していきますね。
準備段階:スターターパックを購入する
まずは、日本通信SIMのスターターパックを購入しましょう。
スターターパックって何ですか?
スターターパックとは、日本通信SIM合理的プランの申し込み時に必要な「申込コード」が同梱された申込パッケージです。
初めて日本通信SIMの合理的プランを申し込む場合には、初期手数料として3,300円(税込)が掛かります。
ですが、事前にスターターパックを購入して申し込めば、この初期手数料が掛かりません。
手数料がかからないんですか。
じゃあ、すぐに買おう!
おっと、ちょっと待ってください!
このスターターパック、じつは、定価が3,300円なんです。
えー、じゃあ手数料払ってるのと同じじゃないですか。
そうなんです。
初期手数料とスターターパックの定価が同じなので、スターターパックを買うこと自体には、メリットがありません。
ところがところが、この日本通信SIMのスターターパック、ショップによっては割引価格で販売されている場合があるんです。
ということは、3,300円より安く手に入れることができれば、初期手数料を抑えられるということですね。
ちなみに、Amazonでは送料無料で2,980円で販売されています。(2022/10/12時点)
他にも、あなたがよく利用しているショップで、ポイントを使うともっと安く購入できる場合もあるはずです。
できるだけ初期手数料を抑えて、お得にスタートしましょう!
送料込みの値段で比較するのを忘れずに!
前半:日本通信SIM申し込み、MNP転出手続き
日本通信SIMの申し込みには、スターターパックの他にも、事前に準備しておくものがあります。
それが、こちら。
- 本人確認書類の画像:契約者の氏名、生年月日および現住所の記載があるもの
(申し込みの入力内容と一致している必要あり) - クレジットカード :契約者名義のもの
- メールアドレス :携帯電話キャリア提供のメールアドレスは不可
本人確認書類は、運転免許証やパスポート、健康保険証が使えますが、現住所が記載されていない場合は現住所が記載された補助書類が必要になります。(確認書類について)
理由は、申し込み後に本人確認書類に記載された住所に「住所確認コード」が郵送されてくるためです。
準備が完了したら、いよいよ日本通信SIMの公式HPから申し込みます。
それでは、申し込み手順です。
確認内容
① eSIM対応のデバイスか確認する
② 他社からお乗り換え(MNP転入)の方
③ Android端末でeSIMがダウンロードできるか確認する方法について
④ ご契約回線数について
⑤ iPhone・iPadでのSIM・eSIMとの併用について
⑥ ドコモ回線のeSIMとの同時申込について
準備するもの
① 本人確認書類
② クレジットカード
③ メールアドレス
必要なもの
① 住所確認コード
② EID
③ MNP予約番号
④ Wi-Fi環境
スターターパックを購入していなくても申し込みはできるが、初期手数料の3,300円(税込)が掛かる。
事前に購入すれば、手数料を安く抑えられる可能性あり。
IDを新規登録する場合 … 登録したいID(メールアドレス)とパスワードを入力して、「送信」をクリック
IDの登録がある場合 … 登録しているIDとパスワードを入力して、「ログイン」をクリック
(スターターパックを事前に購入している場合)
クレジットカードを登録済みの場合 … 決済に使うカード上を確認し、「次へ」をクリック
ID新規登録、または別のクレジットカードで決済したい場合 … 決済に使うカード情報を入力し、「次へ」をクリック
「マイページトップへ」をクリックすると、申し込みのステータス情報が表示される
ここまでで前半の申し込みは完了で、「住所確認コード」が郵送されてくるまで待ちます。
そして「住所確認コード」が郵送されてくるまでの間に、現在使用している携帯電話会社で、MNP予約番号の発行を申し込みましょう。
参考までに、楽天モバイルからのMNP予約番号発行手順はこちらです。
後半:日本通信SIM開通手続き
前半の申し込み完了後、本人確認書類に記載されている住所宛に、下の画像のような「住所確認コード」を送られてきます。
開封すると、中には開通完了までの流れが記載された書類が入っていますので、手順に沿って開通手続きを完了させましょう。
作業していく上での気をつけたいのは、下記3点です。
- ④端末のEIDのコピー
- ⑤以降はWi-Fi接続で作業
- eSIM設定後は、eSIMプランを削除しない
④端末のEIDのコピー
④の端末のEIDコピーは、機種によっては端末上でコピーできないものがあります。
ちなみに、僕が作業した「Rakuten Mini」ではコピーができず、手書きでメモしました。
EIDは32桁ありますので、端末上でコピーできない機種の場合は、間違えないように何度も確認しながら書き写しましょう。
⑤以降はWi-Fi接続で作業
⑤以降は、eSIMの設定が完了するまで、Wi-Fiに接続てからの作業になります。
モバイル接続を確実に切ってから作業するように気をつけましょう。
eSIM設定後は、eSIMプランを削除しない
eSIM設定後は、eSIMプランを削除しないように注意してください。
理由は、もし誤って削除してしまうとeSIMの再発行が必要になり、1,100円の費用が発生してしまいます。
無駄な出費をしないためにも、eSIM設定完了後はさわらないようにしましょう。
以上、3点に気をつけながら作業を終え、端末再起動後にインターネットに接続できれば、無事設定の完了です。
日本通信SIM乗り換えの注意点
日本通信SIMへの乗り換えは、基本的に画面の指示にしたがって進めれば、引っかかる所はないです。
ですが、注意しなければならないポイントが1つあります。
それが、こちら。
- MNP予約番号には有効期限がある
現在使用している携帯電話会社で発行したMNP予約番号には、発行日を含めて15日間の有効期限があります。
SIMカードの申し込みの場合は、7日間以上の有効期間が残っている必要があるので、注意が必要です。
本人確認に不備があったり、トラブルが発生して時間がかかった場合は、MNP予約番号の有効期限が切れる可能性があります。
もし有効期期限が切れてしまうと、もう一度MNP予約番号を取得しなければなりません。
それって、とても面倒くさいですよね。
なので対策としては、申し込みが完了して「住所確認コード」が郵送されてくるまでの間に、MNP予約番号の発行を申し込みましょう。
特に急いでないのであれば、万全を期すために、「住所確認コード」が届いてからでも良いかもしれません。
まとめ:日本通信SIMへの乗り換えは、手順通りにやれば難しくない!
本記事では、日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」への乗り換え方法について解説してきましたが、最後にもう一度まとめます。
日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」への乗り換え手順には、大きく分けて3つの段階があります。
- 準備段階:スターターパックを購入する
- 前半:日本通信SIM申し込み(住所確認コードが届くまで)、MNP転出手続き
- 後半:(住所確認コードが届いてから)日本通信SIM開通手続き
まずは、日本通信SIMのスターターパックを購入しましょう。
スターターパックとは日本通信SIM合理的プランの「申込コード」が同梱された申込パッケージで、安く購入できれば、初期費用を抑えられるんです。
つづいて、下記3つの準備が完了したら、日本通信SIMの公式HPから画面の指示にしたがってプランを申し込みます。
- 本人確認書類の画像:契約者の氏名、生年月日および現住所の記載があるもの
(申し込みの入力内容と一致している必要あり) - クレジットカード :契約者名義のもの
- メールアドレス :携帯電話キャリア提供のメールアドレスは不可
Web上での申し込み完了後、本人確認書類に記載されている住所宛に、「住所確認コード」を送られてきます。
中には開通完了までの流れが記載された書類が入っていますので、手順に沿って開通手続きを完了させましょう。
そして、日本通信SIMへの乗り換えの注意点は、こちらです。
- MNP予約番号には有効期限がある
もし有効期期限が切れてしまうと、もう一度MNP予約番号を取得しなければならなくなるので、申し込みが完了して「住所確認コード」が郵送されてくるまでの間に、発行を申し込みましょう。
以上が、日本通信SIMへの乗り換え手順です。
日本通信SIMへの乗り換えは、基本的に画面の指示にしたがって手順通りに進めれば、難しくありません。
スムーズに乗り換え手続きを完了させて、日本通信SIMでの格安SIMライフを楽しみましょう!