SPGアメックスカードの継続特典である無料宿泊を利用してHOTEL THE MITSUI KYOTOを利用しました。
今回は、その時の宿泊記です。
HOTEL THE MITSUI KYOTOの基本情報
場所は京都市のど真ん中。二条城の真向かいにあり、三井総領家の邸宅跡地に2020年11月に開業された三井不動産リゾートマネジメント株式会社のフラグシップホテルです。
場所柄、近くに地下鉄の「二条城前」駅もあり、アクセスはしやすいと思います。
ちなみに僕は車で伺いましたが、駐車料金は1泊4,000円と、ちょっとお高め。まあ、でも高級ホテルなので妥当かもしれませんね。
近くにはもっと安く駐車できるコインパーキングもあるようなので、予算を抑えたい場合はそちらも検討したいですね。
住所:〒604-0051 京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284
TEL:075-468-3100
公式HP:https://www.hotelthemitsui.com/ja/kyoto/
Marriott Bonvoy 関連情報
マリオットボンヴォイでは、2022年3月からカテゴリーによるチャート制度が廃止になり、ポイント変動性が導入されました。
参考までに、以前のカテゴリー情報は下記になります。
<参考情報>
カテゴリー :8
必要ポイント:オフ 90,000 スタンダード 105,000 ピーク 120,000
かつて、SPGアメックス継続特典の無料宿泊は、50,000ポイントまでのホテルという条件がありました。
HOTEL THE MITSUI KYOTOは、以前カテゴリー7だった時代があり、オフピークであればギリギリ利用できました。
今ではさらにランクアップしてしまい、無料宿泊特典では泊まれないホテルになっちゃったんです。
到着~チェックイン
それでは、宿泊記の方へ。
到着
宿泊日当日は、僕は車でホテルへ向かいました。「きっと周りは高級車ばかりだろうな」とドキドキしながら…。
ホテルの入り口でウインカーを出すと、案内係の方がすぐに気付いてくれて、ホテルの入り口横へ停めるよう、促されました。
いざ到着してみると、僕たちだけでしたので、到着前のドキドキは肩透かしを喰らった感じでしたが、正直、ホッとしました。
バレー・パーキングサービスなので、どこに駐車場があるのかは分かりませんでしたが、立体駐車場(23台)と平面駐車場(5台)があるようです。
また、ホテル駐車場が満車の際は、近隣の駐車場を案内してくれるそうなので、安心ですね。
さて、到着するとすぐに両サイドから2人がやってきて、運転席と助手席のドアをあけてくれます。ポーターの方も颯爽と現れて、「荷物はこちらでよろしいでしょうか?」と持ってくれます。
「すいません、荷物が重くて」と恐縮する僕に「大丈夫です」と爽やかにスマイルで返してくれます。
チェックイン
車と荷物をお任せした僕らはいよいよホテル内へ案内され、ロビーのソファーにてチェックインの手続き。
ロビーの雰囲気はさすが高級ホテルといった優雅な雰囲気、でも決して嫌味がなく品のある感じ。
うん、最高です。
これまた品のあるお菓子とお茶をいただきながら、粛々と手続きを済ませて、いよいよお部屋へ。
ゆったり過ごせる部屋、その名も「ニジョウルーム」
さて、つづきまして部屋のご案内。
無料宿泊で予約可能な部屋はスタンダードルームですが、HOTEL THE MITSUI KYOTOで言うとデラックスルームがそれにあたりますので、僕たちが予約していたのも、当然、デラックスルーム。
眺望は「シティ」と良さ気に表現されてますが、要は住宅街の方を向いてますよってことなので、景色はあきらめてました。
でも、なかなか泊まれない高級ホテルにタダで泊まれるんだから、それでいいじゃないかと夫婦で話していたら…
な、な、なんとアップグレードされたんです。しかも、あの憧れの「ニジョウルーム」に!
部屋に入ると、窓からは二条城が望めます。
しかも最上階の4階なので、なおのこと眺めは最高です。おー、アメージング!お城好きな2人にはたまりません。なんて贅沢な。
「お殿様になった気分だ」とはしゃぐ僕に「お殿様はお城の中に居るからこの景色は見れないよ」と冷静な妻。
いやいや、それにしてもSPGアメックスのパワー恐るべしです。
SPGアメックスを持ったことによる、Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格特典のひとつ、チェックイン時の空室状況により、エンハンスドルーム(より良いお部屋)へのアップグレードってやつですね。
なんて素敵な特典でしょう!
SPGアメックスカードが気になった方はこちらもどうぞ。
部屋のインテリアは落ち着いたシックなデザインで、気分もゆっくりできます。
そして、テーブルの上にはウェルカムお菓子が。
どれもお上品で、おいしゅうございました。
テレビの横には、コーヒーメーカーや電気ケトル、アイスペール、そして京都らしいお茶のセットがあります。
下の引き出しにはグラス類が納められていますが、どれもピカピカに磨かれていて、さすがラグジュアリーホテルといった感じです。
冷蔵庫には有料の飲みものが入っているので、残念ながら、自分で持っていたものを入れることはできません。
洗面はダブルボウルですし、トイレすらもカッコよくて惚れ惚れします。
バスローブもふかふかで、しっかり水を吸ってくれました。
リラックスして楽しめる食事
食事がついていないプランだったので、外に食べに行くかホテル内のレストランを利用するか考えましたが、「ゆっくりしたいね」ということで、インルームダイニングをお願いしました。
いわゆるルームサービス的なものを想像していましたが、なんのなんの。きちんとテーブルセッティングもしていただき、素敵なディナーになりました。
しかも何を食べてもおいしい!ケチャップやマスタードまでおいしいんです。
きちんと瓶詰めされたものだったので、今度買ってみようかと思って、聞いてみると、ホテルの自家製だそうで。
そりゃ、おいしいはずだ。
僕たちは、おいしいおいしい!と興奮しながら食事できましたが、これもインルームダイニングだからこその醍醐味。
もしホテルのレストランだと、すました顔で「美味しゅうございます」などとお行儀よくしなきゃなりません。
リラックスしてのんびりと食事を楽しみたい方は、ぜひインルームダイニングのご検討をおすすめします。
ぜいたくな温泉タイム
宿泊日当日は部屋のお風呂を利用させてもらいましたが、翌日にホテル内の温泉を利用しました。
正式には温泉ではなく「サーマルスプリング」と言うらしく、敷地内の地下約1,000m から湧き上がる天然温泉水を活用しているそうです。
水着着用で利用するんですが、僕たちは前日のうちに水着を借りていたため、部屋で着替えて、バスローブ姿でドキドキしながら地下1階へ。
それぞれ男女に分かれてドレッシングルームまで案内され、その後温泉に向かいます。時間的にお昼時だったこともあってか、利用者は僕たちだけの貸し切り状態。
温度もぬるめでのんびりと満喫することができました。
ちなみに、料金は60分で¥19,500と鼻血がでそうですが、別でプライベート温泉もあるようです。
エクスペリエンスとホテルの雰囲気
ホテルでは様々なエクスペリエンスが用意されていて、僕たちは「アンバサダーと巡るHOTEL THE MITSUI KYOTOアートツアー」と「ウェルネス呼吸法で迎える爽やかな朝」に申し込んでましたが、ウェルネス呼吸法の方は、睡眠を優先させたため、キャンセル。
アートツアーのみ参加しました。
こちらの参加者も僕たちだけでしたが、アンバサダーの方が丁寧に説明してくださいました。
庭園も四季折々で楽しめるように計算して設計されていることがわかり、ぜひぜひ、また別の季節に訪れたいと思いました。
その他にも無料のものから有料のものまで、様々なエクスペリエンスが用意されていますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
まとめ:HOTEL THE MITSUI KYOTOは僕史上最高レベルのホテルでした!
HOTEL THE MITSUI KYOTOの魅力をまとめると、こちらです。
- ゆったり過ごせる申し分ない部屋
- 味、ボリューム、雰囲気、すべて3つ星の素敵な食事
- 家族一緒に入れる、非日常的で優雅な温泉タイム
- 「何かお手伝いできることはありませんか」と尋ねてもらえる行き届いたサービス
ぜひご自身で体験してみてください。
世界が変わるかもしれませんよ。
ちなみに、僕たちはレイトチェックアウトを利用して14:00までいましたが、時間を忘れてのんびりできたので、あっという間でした。
このレイトチェックアウトもSPGアメックス特典の魅力のひとつですね。
興味がある方はぜひマリオッアメックスカードをつくってから、HOTEL THE MITSUI KYOTO へ。