あれ??
マリオットで予約しようとしたら、必要なポイント数が
何か違うような気がする
同じような疑問を持たれた方もいるんじゃないでしょうか?
そうなんです。
実は、2022年3月からマリオットボンヴォイでは、ポイントに関して、今までのカテゴリー制度を廃止して、フレキシブルポイント制に移行しています。
僕も、ある日、マリオットのHPを見ていたら、ホテルのカテゴリー表示がなくなっていました。
そして、おかしいなと思って調べてみたら、下記のページに行きついて、カテゴリー制度がなくなっていることが分かりました。
この記事では、マリオットボンヴォイの新しいフレキシブルポイント制について解説しています。
ポイントでの宿泊を検討されている方には、注意点もあるので、ぜひ、最後まで読んでくださいね。
マリオットボンヴォイのカテゴリー制度
まずは、今までのおさらいから。
マリオットボンヴォイでは、ホテルの宿泊にポイントを利用した宿泊が可能です。
そして、その際に必要になるポイント数は、ホテルのカテゴリーと利用するシーズンによって決まっていました。
例えば、比較的リーズナブルに泊まることができるフェアフィールドシリーズは、カテゴリー”3”で、必要なポイント数は下記といった感じです。
例)フェアフィールド・バイ・マリオット・三重おおだい
オフピーク | スタンダード | ピーク |
---|---|---|
15,000 | 17,500 | 20,000 |
そして、リッツ・カールトンのような高級ホテルは、カテゴリー”8”で必要なポイントはこちら。
例)ザ・リッツ・カールトン東京
オフピーク | スタンダード | ピーク |
---|---|---|
70,000 | 85,000 | 100,000 |
といった具合に、まずはホテルのカテゴリーによって基本のポイントが決まり、さらに利用するシーズンが、ピークかオフピークかによって、プラスマイナスの増減がありました。
そして、そのカテゴリーによる基本ポイントとシーズンによる増減は固定されていたんです。
どういうことかと言うと、同じカテゴリーのホテルでは、ピークシーズンの設定時期に多少の違いはあるにしても、基本的に必要なポイント数は同じでした。
これが、かつてのマリオットボンヴォイのカテゴリー制度でした。
新しいフレキシブルポイント制度
そして、2022年3月から新しく導入されたのが、フレキシブルポイント制です。
改めて、公式HPのヘルプから該当部分を引用します。
Flexible Point Redemption Rates
Marriott 公式ヘルプ より
Hotel categories (1-8) and Redemption Rates classified as Off-Peak, Peak, or Standard are replaced with Flexible Point Redemption Rates. This means the amount of Marriott Bonvoy® Points needed to redeem a Stay will be more flexible and more closely align with Hotel Rates — based on availability, seasonality, etc. If you’re traveling somewhere with a lot of availability, you can expect to use fewer Marriott Bonvoy® Points. And if the destination you love is busier during your preferred dates, the redemption amount may increase.
ざっくり、アンダーラインの部分を訳すと、
『滞在を利用するために必要なMarriottBonvoy®ポイントの量は、空室状況や季節性などに基づいて、より柔軟になり、ホテル料金とより密接に一致します。』
となります。
つまり、空室状況や利用シーズンによって、より柔軟に、ホテル料金とも連動しながら変動するということです。
もうちょっと噛み砕くと、今まではカテゴリーやシーズンで3段階に固定されていましたが、自由に変動するということのようです。
例えば、同じカテゴリーの中でもホテルによって料金には差があるので、必要なポイントにも差が付くでしょう。
また、空室状況やシーズンによる違いも3段階ではなく、もっと細かく設定も可能になります。
制度変更による注意点
フレキシブルポイント制のことは分かったけど、注意点はあるのかな?
ポイント制度がフレキシブルポイント制に変わったことで、注意しなければならないのはこちら。
既にカテゴリー制度で予約済みの宿泊を変更したり、キャンセルして新たに予約し直す場合は、必要なポイント数が増えることがある。
公式の予約サイトは、既にフレキシブルポイント制に移行していますので、変更や予約し直す時は、必要なポイント数の増減があるかもしれないので、注意が必要です。
必要なポイント数が減るのはありがたいですが、増えた場合はポイントの不足がないか気をつけましょう!
ちなみに、このことは公式HPでも注意を促しています。
Will modifications to Reservations affect Marriott Bonvoy® Point amounts?
Yes, when you modify a Reservation, it may impact the Marriott Bonvoy® Points needed to redeem the Stay, which may go up or down depending on the dates.
Marriott 公式ヘルプ より
まとめ:大きな影響はないが、人気ホテルは必要ポイントがアップしそう!
マリオットボンヴォイのポイント宿泊は、2022年3月からフレキシブルポイント制に変更になりました。
これに伴い、カテゴリー制度は廃止されています。
カテゴリー制度は、ホテルのカテゴリーと利用シーズンによって必要ポイント数が固定されていました。
一方、フレキシブルポイント制では、空室状況や季節性、ホテルの宿泊料金によって、柔軟に変動します。
そして、フレキシブルポイント制に変わることによる注意点はこちら。
既にカテゴリー制度で予約済みの宿泊を変更したり、キャンセルして新たに予約し直す場合は、必要なポイント数が増えることがある。
カテゴリー制度での予約分を、変更や予約し直す場合は、ポイントの増減に注意しましょう。
万が一、必要なポイント数が増えていた場合は、ポイントの不足が内容に気をつけてください。
僕が、個人的に確認した感じでは、カテゴリー制度の時の必要ポイント数と大きく違いはありません。
現時点(2022年4月)では、制度変更による大きな影響はない印象ですが、今後はどうなっていくでしょうか。
人気ホテルのピーク時の宿泊には、より多くのポイントが必要になったり、逆に、リーズナブルなホテルのオフピーク時には、より少ないポイントで済んだり、といった事もあるかもしれませんね。
これからは、ポイント数も比較しながら、上手にポイント宿泊を利用しましょう!