旅行系のブログ見てたら、『プラチナチャレンジ』って言葉が出てきたんですが…
ああ、それはマリオットボンヴォイのプラチナチャレンジのことだね。
チャレンジを達成したら、何か良いことがあるみたいなんですが、
やり方が分かりません。教えてください。
こんな疑問を持っている方はいませんか?
たしかに、旅行系やホテルの滞在記などのブログを見ていると、『プラチナチャレンジ』という言葉を見かけることがあります。
これは、マリオットボンヴォイが非公式に実施しているキャンペーンの一種で、達成するとプラチナエリートの資格が得られれて、様々な豪華特典を受けることができるというものです。
そんなマリオットボンヴォイのプラチナチャレンジが気になっている方に向けて、この記事は書いています。
ちなみに僕は、2022年の2月にプラチナチャレンジを達成し、無事、プラチナエリートになりました。
このように実際にプラチナチャレンジを達成した僕が、チャレンジの内容や、その手順について、分かりやすく丁寧に解説します。
なので、最後まで読んでいただけると、プラチナチャレンジのやり方が分かるようになりますよ。
マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジとは?
まずは、マリオットボンヴォイのプラチナチャレンジとはどういったものなのでしょうか?
『マリオット ボンヴォイ(Marriott Bonvoy)』は、世界最大規模のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルが運営するロイヤルティプログラムです。
マリオットボンヴォイでは、宿泊実績に応じて、下のようなエリート会員資格が与えられるようになっています。
・通常会員:対象となる宿泊 0〜9泊
・シルバーエリート:対象となる宿泊 10〜24泊
・ゴールドエリート:対象となる宿泊 25〜49泊
・プラチナエリート:対象となる宿泊 50〜74泊
・チタンエリート:対象となる宿泊 75泊以上
・アンバサダーエリート:対象となる宿泊 100泊、および滞在で獲得した対象となる料金に基づく対象となる年間利用額20,000米ドル。
この中の、「プラチナエリート」資格を目指してミッションに挑戦するのが、『プラチナチャレンジ』です。
そして、その挑戦するミッションとは
3ヶ月の間に16泊すること
です。
うん、シンプルですね。分かりやすくて良いです。
ただ、1ヶ月が4週間だとすると、3ヶ月は12週間ですので、毎週1泊では足りませんし、一気に16連泊だと2週間ちょっと掛かります。
出来そうだけど、簡単ではなさそうな、そんな絶妙なチャレンジミッションになっています。
さらに、それ以外にも様々な条件もついていますので、注意が必要です。
なお、注意点については、この後で説明しますので、もう少々お待ちください。
プラチナチャレンジのメリット
という事で、プラチナチャレンジの内容については理解できたと思いますが、では、そんなプラチナチャレンジにメリットはあるのでしょうか?
ズバリ、あります!
それは、すでに出てきたマリオットボンヴォイのエリート資格分類を見てもらうと分かるんですが、通常、プラチナエリート資格になるためには、年間50泊以上する必要があります。
1年間は約52週間ですので、年間50泊以上というと、ほぼ毎週1泊する必要があります。
これって、金額的にも体力的にも相当難しいですよね。
それがプラチナチャレンジだと、約1/3の 16泊で済むんです。
その代わり期間も短縮になってしまいますが、短期集中で 16泊であれば、達成できる可能性がぐっと上がります。
スケジュールも調整しやすいですし、何よりも宿泊費用を安く抑えられるのが、一番大きいです。
プラチナチャレンジのやり方
それでは、実際にプラチナチャレンジのやり方について説明していきます。
チャレンジ条件
まず最初に、チャレンジするためには条件が2つあります。
まずは、「ゴールドエリートであること」。
このチャレンジは、通常会員やシルバーエリートの方は、挑戦することができません。
で、「ゴールドエリート」になるためには、さらに3つの方法があって、
① 25泊以上の宿泊実績を積む
② Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを持つ
③ Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードを持ち、年間100万円以上利用する
この中では、②の方法が簡単だと思います。
そして、次の条件が「 1泊以上の宿泊実績があること」。
これは、文字通り、チャレンジする以前にマリオットグループのホテルで 1拍している必要があります。
手順
それでは、次に手順ですが、手順と言っても1ステップのみ。
サポートデスクに電話して、チャレンジを宣言する。
たった、これだけです。簡単ですね。
上記電話番号に電話して、オペレーターの方に、プラチナチャレンジしたい旨を、伝えるだけです。
その際に、条件の所にも書いた宿泊実績を確認するために、一番最近どのホテルを利用されましたか?と聞かれますので、サラッと答えられるように、事前に準備しておくことを、おすすめします。
ちなみに、僕は聞かれると思っていなかったので、「え〜っと〜、4月の終わりくらいだったと思うんですけど〜、京都の何とかかんとかホテルに〜…」と、かなりシドロモドロになってしまいました。
プラチナチャレンジのコツと注意点
さて、これでプラチナチャレンジのやり方が分かったと思います。
ですが、ちょっとお待ちください。
プラチナチャレンジにはちょっとしたコツと大事な注意点がありますので、これらも合わせてお伝えしておきます。
ちょっとしたコツ
プラチナチャレンジには、ちょっとしたコツがありまして、そのコツを実践すると嬉しいことが2つあります。
どちらも期間が長くなるコツなんですが、そのコツとは、チャレンジを始める時期と達成する時期に注意することです。
どういう事かと言いますと、プラチナチャレンジは、始める時期と達成する時期によってチャレンジ期間とプラチナエリートでいられる期間が変わってくるんです。
具体的に説明していきますね。
まずは、チャレンジを始める時期についてですが、プラチナチャレンジ期間は、申込月 + 3ヶ月となっています。
じゃあ、1日に申し込めば、チャレンジ期間が 4ヶ月になるんですね。
ラッキー!
ちょっと待った!!
1日に申し込んじゃうと、チャレンジ期間が最短になっちゃうよ!
そうなんです。
チャレンジ期間は申込月 + 3ヶ月なので、1日に申し込めばチャレンジ期間が 4ヶ月になりそうな気がしますよね。
ところがどっこい。毎月 1日だけは「丸々 1ヶ月あるよね」という事で、申込月が 3ヶ月の中に吸収されて最短の 3ヶ月のみになっちゃうんです。
なので、チャレンジ開始日は 2日以降にした方が、チャレンジ期間が長くなります。
ベストは 2日のチャレンジ開始で、そうするとチャレンジ期間が、ほぼほぼ 4ヶ月確保でき、最長です。
4ヶ月あれば、予定を立てるのにも余裕が生まれますね。
「サポートデスクに電話を掛けた日=申込日」ではなく、電話を掛けた際に開始日は自由に設定できるとの話もありますが、掛けた日=申込日と判定されない為にも、念の為、2日以降に電話することをおすすめします。
あと、もう一つのコツは、チャレンジを 2月に達成することです。
こちらもチャレンジ開始日と似たような話になるんですが、チャレンジを 2月に達成すると、ほぼ 2年間、プラチナエリートでいることができます。
どういう事かというと、マリオオットボンヴォイでは、毎年 1月に前年の宿泊実績に応じて、その年のエリート資格を判定しています。
なので、1月に達成してしまうと、「プラチナチャレンジ達成したんですね。では、あなたはこれから 1年間プラチナエリートです。」となり、1年間、プラチナエリートの特典を受けて終了となります。
ところが、2月に達成すると、達成が認定されてからその年の12月までもプラチナエリートでいられますし、翌年の1月に「プラチナチャレンジ達成したんですね。では、あなたはこれから 1年間プラチナエリートです。」と改めて判定され、そこから1年間、プラチナエリートの特典を受けることができるんです。
つまり、ほぼほぼ 2年間、プラチナエリートでいられるという事なんですね。
なので、チャレンジは 2月以降の極力早い時期に達成するようにしましょう!
注意点
それから、プラチナチャレンジには、大事な大事な注意点があります。
・ポイント宿泊、無料宿泊は対象外(有償宿泊のみカウント)
・対象外のホテルあり
・公式サイトやアプリ以外からの予約は対象外
ひとつひとつ、注意して見ていきましょう!
ポイント宿泊、無料宿泊は対象外(有償宿泊のみカウント)
チャレンジミッションの 16泊には、有償宿泊のみカウントされます。
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の更新特典である無料宿泊や各種キャンペーンの特典で付与された無料宿泊は対象外です。
また、一部でもポイントを使ってしまうと、これまた対象外になってしまうので、注意が必要です。
「ちょっとくらいなら良いだろう」は通用しません。
ほんのちょっとポイント使っただけで、ノーカウントになってしまうのはもったいなさ過ぎます。
潔く全額払いましょう!
対象外のホテルあり
プラチナチャレンジ達成のために利用するホテルは、マリオットグループのホテルである事が大前提ですが、グループのホテルであればどこでも良いかというと、そうではありません。
対象外のホテルもあるので、注意が必要です。
とは言え、見分け方は簡単なので、心配ご無用。
予約サイトでカテゴリー表示があるかどうかで判断することができます。
カテゴリー表示があるのがカウントされるホテルで、カテゴリー表示がないのが対象外のホテルです。
なので、予約サイトでカテゴリー表示があるホテルに宿泊しましょう!
公式サイトやアプリ以外からの予約は対象外
こちらも以外に見落としがちな盲点です。
プラチナチャレンジで宿泊が有効判定されるためには、公式サイトやアプリから予約をする必要があります。
最近は、様々な旅行サイトがあり、色んな予約の仕方がありますよね。
でも、そちらの方が安いからと言って、公式以外のサイトから予約した場合は、これまた対象外となってしまうので注意しましょう!
もし、仮に他で安いサイトを見つけた場合は、マリオットには「ベストレート保証」という仕組みがありますので、申請することで宿泊費が安くなる可能性があります。
なので、あくまで宿泊予約は公式サイトかアプリから行いましょう!
まとめ:プラチナチャレンジのやり方はとっても簡単!挑戦してみよう!
以上、プラチナチャレンジのやり方について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にもう一度まとめておきます。
・プラチナチャレンジのミッションは「3ヶ月の間に16泊すること」
・達成するとプラチナエリート会員資格が得られる
→ 通常は年間 50泊以上の宿泊が必要
・チャレンジの始め方は、サポートデスクに電話して、チャレンジを宣言する。
条件
・ゴールドエリートであること
・ 1泊以上の宿泊実績があること
コツ
・チャレンジ開始日を 2日以降のなるべく早い時期にする
・チャレンジを 2月に達成する
注意点
・ポイント宿泊、無料宿泊は対象外(有償宿泊のみカウント)
・対象外のホテルあり
・公式サイトやアプリ以外からの予約は対象外
意外にやり方は簡単ですよね?
あとは、旅行を楽しみながら 3ヶ月間で 16泊するだけ。
達成したあかつきには、プラチナエリートとして、きっと今まで体験したことのないような優雅な時間が味わえると思いますよ。
ぜひ挑戦してみましょう!
ちなみに、マリオット系列のホテルに泊まるときは、ポイントサイト経由で予約するのを忘れずに!
理由は、1.5%〜5%オフになるから。
詳しいやり方については、こちらの記事を参考にしてください。
「ポイントサイトとか面倒くさい」「5%オフにならなくてもいい」「とにかく早く予約したい」という方は、こちらからどうぞ。