突然ですが、特典に惹かれてクレジットカードをつくった経験はありませんか?
僕はあります。
『期限までにカードを作成すると、10,000ポイントプレゼント!!』
『いまなら年会費無料!!』
とか言う、アレです。
アレって、魅力的ですよねー。
うんうん、わかります。
でも、アレって大抵、条件がありますよね。しかも、下の方に小さい字で書いてあったりします。
「3ヶ月以内に10万円利用が必要」
「入会翌月までに3回の利用すること」
とか。
中でも、よくあるのが年間のカード利用額を条件にしているもの。
金額はカードの種類、特典の内容によって様々ですが、本記事では、条件としてありがちな『年間利用額100万円以上』を達成する方法を解説します。
誰でもできる簡単な方法なので、ぜひ最後まで読んでいただいて、クレジットカードの利用額条件をクリアしてください。
そうすれば、大量ポイントを獲得できたり、年会費を無料にできますよ。
誰でもできるくらい簡単となれば、やらないという選択はありませんね。
そうと決まれば善は急げ、早速、はじめましょう!
すぐに、クリアする3つの方法を知りたい方は、こちらへどうぞ。
クレジットカードの年間利用額条件とは?
それでは、改めてクレジットカードの年間利用額条件について、説明します。
クレジットカード会社は、自社のカードを作成、利用してもらうために、たくさんの特典を用意しています。
「作成してくれたらポイント差し上げます、キャッシュバックします」に始まり、一定期間や年間の利用額に応じてポイント付与したり、ポイント還元率をアップしてくれたりします。
それらクレジットカード特典の中でもよく見かけるのが、カードの年間利用額を条件にしたもの。
年間利用額を条件にもらえる特典の例をいくつか見てみましょう。
なお、下記の特典例は、2022年3月10日時点のものです。
例)・三井住友カード ゴールド(NL)
翌年以降の年会費が永年無料
毎年10,000ポイント還元
・エポスカード ゴールド
10,000ポイント還元
翌年以降の年会費が永年無料(年間利用額50万円以上)
・ソラチカカード(その他、JCB発行のクレジットカードも同じ)
Oki Doki ポイントの還元率 20%アップ
どれも大変魅力的な特典ですが、いずれも特典を受けるための条件は『年間利用額100万円以上』となっています。
僕がメインカードとして利用している『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』では、年間利用額150万円以上で無料宿泊特典をもらえます。
そして、これから紹介する方法で、年間利用額150万円以上の条件をクリアしているんです。
年間利用額条件をクリアする3つの方法
年間利用額条件をクリアするためには、重要な前提条件があります。
まず、何と言っても一番大事なことは、使うカードを一枚に集約することです。
これは、当たり前と言えば当たり前の話ですが、とても重要なことなので、改めて書きました。
今はクレジットカードを複数枚持っている人が多いと思いますが、それぞれのカードを満遍なく使っていると、当然利用額も分散されてしまいます。
もちろん、シチュエーションによっては、付帯しているカードブランドが使えない等あると思うので、完全に一枚に絞る事はできません。
ですが、メインカードを決めて、利用は極力一枚集中でいきましょう!
なので、まずメインカードを決めてから、下記の年間利用額条件をクリアする方法を実行します。
- 固定費の支払いをカード決済にする
- QRコード決済、バーコード決済のチャージ方法をカードにする
- 税金、公金の支払いをカード決済する
一つずつ、説明しますね。
その①:固定費の支払いをカード決済にする
生活する上で、毎月毎月掛かる家賃や光熱費。
これらの固定費は生活費に占める割り合いも多いので、カード決済にする事ができれば、かなり大きいです。
利用できるのであれば積極的にカード決済にしましょう!
家賃については、住宅ローンを利用されている方は難しいでしょう。
ですが賃貸に住まれている方であれば、最近は家賃をカード決済できる所も増えてきていますので、確認される事をおすすめします。
電気代やガス代、携帯電話等の通信費は、ほぼカード決済可能かと思いますので、カードで支払いましょう。
その②:QRコード決済、バーコード決済のチャージ方法をカードにする
今や生活の中にすっかり浸透してきて、欠かせない存在となったQR/バーコード決済。
いわゆる◯◯ペイってやつです。
このコード決済は、コンビニやスーパーを始め、使えない所がないんじゃないかという程浸透しています。
なので、メインの支払い方法として、使われている方も多いですよね。
さらに、各コード決済会社が利用者を確保するべく様々キャンペーンを展開しているので、とってもお得です。
このコード決済のチャージ方法をメインのクレジットカードに設定すると、お得なキャンペーンの恩恵を受けつつ、クレジットカードの利用額にもなります。
さらには、ポイントも貯めることができるという良いことづくしです。
ぜひ、チャージ方法にメインのクレジットカードを設定しましょう!
ただし、これについては一点、注意する点があります。
それは各社ともチャージできるクレジットカードが限定されていることです。
例えば、「d払い」は「dカード」のみ、「PayPay」は「PayPayカード」のみといった具合に。
それぞれのチャージに限定されているカードがメインカードである場合は問題ないのですが、そうでない場合は困りますよね。
そこでちょっとしたコツがあります。
僕はソフトバンクユーザーなので、これはソフトバンクユーザーに限った話ですが、それは『ソフトバンクまとめて支払い』を利用することです。
『ソフトバンクまとめて支払い』とは、スマートフォンやパソコンなどで購入したデジタルコンテンツやショッピングなどの代金を月々の携帯電話の支払いとまとめて支払う方法です。
PayPayの残高もこの『ソフトバンクまとめて支払い』でチャージする事ができます。
しかも、このまとめて支払いは好きなクレジットカードで決済できますので、間接的にクレジットカードで支払ったのと同じことになります。
なので、僕は普段の買い物は極力PayPayを利用してPayPayキャンペーンの還元を受けつつ、クレジットカードの利用額が積算されています。
それから、もちろん、クレカのポイントも貯まってます。
その③:税金、公金の支払いをカード決済する
そして、最後の方法が、税金や公金の支払いをカード決済するです。
最近は、自治体でも税金や公金の支払いをカード決済を認める所も出てきましたので、お住まいの地域の対応状況を確認されることをおすすめします。
どうせ払わなきゃいけないものなら、カードで払って、ポイントももらいましょう!
しかし、こちらもちょっと注意点がありまして、カード決済には手数料が発生します。
各自治体がカード決済を認める様になったとはいえ、税金や公金ですので、自治体がカード決済手数料を負担する訳にもいきません。
そういった事情もあって、手数料は支払い者が負担することになっています。
なので、「ポイント還元のお得感」「年間利用額条件にあと少し足りない」など、決済手数料を払っても問題ない場合のみの利用にとどめた方が良いかもしれません。
そんな中、手数料無しで税金の支払いにカードが使えるものがあります。
ご存知、ふるさと納税です。
ふるさと納税は複数のサイトで実施できますが、いずれもカード利用可能ですので、活用しましょう!
おまけ:車検や医療費など不定期な支払い
あとは、番外編として、車検や医療費などの不定期で突発的な支払いをカード決済にするのもアリです。
車検は毎年あるわけではありませんが、一回の額が大きいですので、カードで支払うのをお忘れなく。
それから、無いに越した事はありませんが、突発で病院のお世話になることもあるかと思います。
最近は、病院でも医療費の支払いにカードが利用できる所もありますので、確認してみてはいかがでしょうか。
その他、まだまだあるかと思いますので、支払いをする度にカードで支払えないか検討しましょう。
意外な所で使えたりする事があったりしますよ。
まとめ:利用するカードを1枚に集中して、利用条件をクリアしよう!
最後にまとめておきます。
まずは、メインで利用するクレジットカードを決めて、利用は極力一枚にする。
①:固定費の支払いをカード決済にする
②:QRコード決済、バーコード決済のチャージ方法をカードにする
③:税金、公金の支払いをカード決済する
上記3つの方法に加えて、車検や医療費など、不定期で突発的な支払いをカード決済にすることも検討しましょう。
以上、クレジットカードの年間利用額条件を達成する方法をお伝えしました。
これでカードの年間利用額条件をクリアして、お得な特典を受け取れると良いですね。
健闘を祈ります!
ちなみに、クレジットカードの利用で貯めたポイントは、マイルに交換するのがおすすめです。
こちらの記事で、陸マイラーがマイルを貯めやすいクレジットカードを紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。