ANAの1マイルの価値は一体どのくらい?実際に計算してみた。

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『1マイルって、いくら位の価値があるんだろう??』

陸マイラーになってマイルを貯め始めると、誰もが抱く疑問だと思います。

「ポイ活で貯めたポイントをせっせとマイルに交換してるけど、損してないかな?」
「キャッシュバックやポイントは付かないけど1%オフになるカード使った方が、お得じゃない?」

僕も最初のころ、同じようなことで悩んだ経験があるので、わかります。

でも、実際に計算をしてみて1マイルの価値が分かってから、そんな不安はなくなりました。

なので、この記事を読むと、モヤモヤがスッキリして、マイルを貯めることに対する迷いがなくなります。

ぜひ、最後まで読んでくださいね!

まず最初に、計算した結果を発表します。

ズバリ、1マイル = 4.3円 です。

ただし、これはあくまで、当ブログ『めざせ!マイルでハワイ!』での基準です。

理由は、航空券の価格というのは、一定ではないからです。

どういう事かと言うと、航空券は、目的地やシーズンによって価格が変動しますし、いつ買うか、どこで買うかによっても変わってきます。

とにかく安く買おうと思えば、格安航空券もありますよね。

ただ、そういった格安航空券の価格というのは、特殊な条件によって決まっていたりしますし、全ての価格を網羅することは現実的ではないので、この記事では基準になる条件を決めてマイルの価値を算出しています。

なお、この記事はANAマイルに限定して書いています。

ANA以外の航空会社のマイルについては、当てはまりません。

ご了承ください。

目次

前提条件

さて、それでは早速、マイルの価値を計算するための前提条件について説明します。

このブログでは、計算の前提条件を下の通りに設定します。

 ① 価格は、ANAの公式HPでの表示価格
 ② ゾーンは、出発地は日本(Zone 1)、目的地はハワイ(Zone 5)
 ③ シーズンは、レギュラーシーズン(R)
 ④ 搭乗クラスは、ビジネスクラス(C)
 ⑤ 往復

それでは、各条件に決めた理由を見ていきましょう。

① 価格は、ANAの公式HPでの表示価格

先ほども書いたように、航空券はどこで購入するかでも価格が全然違います。

インターネットで検索すれば、複数の料金が結果として出てきますし、比較サイト等もあるので、本当にピンキリです。

ただ、そういった比較サイトで出てくるような価格というのは、その価格になるための条件が付けられていたり、日付が限定されていたりと、とても基準にはできません。

よって、ANAの公式HP購入ページでの価格を基準にします。

② ゾーンは、出発地は日本(Zone 1)、目的地はハワイ(Zone 5)

次の条件は目的地です。

航空券の価格には、目的地も関係します。

国内航空券か国際航空券でも違いますし、国際航空券の中でも更に、出発地と目的地が8つのゾーン(1〜7、10)に分類され、それぞれの組み合わせで必要なマイル数が異なります。

なので、このブログでは、出発地を日本(Zone 1)、目的地をハワイ(Zone 5)とします。

③ シーズンは、レギュラーシーズン(R)

次に、シーズンです。

ANAでは、シーズンをローシーズン(L)、レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)の3つに分けていて、年末年始やG.W.、夏休みなど、お客さんが多く見込める時期をハイシーズン、逆に旅行需要が少ない時期をローシーズンとしています。

そして、ハイシーズン(H) > レギュラーシーズン(R) > ローシーズン(L) といった具合に、お客さんが多い時期であればある程、交換に必要なマイル数が増えます。

ここでは、あくまで基準なので、レギュラーシーズン(R)とします。

④ 搭乗クラスは、ビジネスクラス(C)

次は、搭乗クラスです。

ANAでは、搭乗クラスを、エコノミー(Y)、プレミアムエコノミー(PY)、ビジネスクラス(C)、ファーストクラス(F)の4クラスに分類し、

ファーストクラス(F) > ビジネスクラス(C) > プレミアムエコノミー(PY) > エコノミー(Y)

といった順番で、クラスが上がる程、必要なマイル数が増えていきます。

これについては、僕は「ビジネスクラスでハワイに行く」を目標にしていますので、ビジネスクラス(C)とします。

⑤ 往復

そして、最後は片道か往復かです。

これについては、お分かりかと思いますが、飛行機にかかわらず、電車や船で旅行する際にも片道より往復で買った方が、安くなったりしますよね。

航空券もそうで、往復で買った方が、当然、安くなります。

そして、このブログでは、旅行に行くことを前提としていますので、片道切符で行ったっきりという訳にはいきませんので、往復価格で計算します。

計算

それでは、計算していきましょう!

まずは、ANAの公式HPで航空券の価格を調べます。

条件は、レギュラーシーズン(R)に、日本(東京)出発ハワイ(ホノルル)着で、搭乗クラスはビジネスクラス(C)往復です。

ちなみに、往路/復路の出発日については、下のANA国際特典航空券を利用する際のシーズンチャートのレギュラーシーズン(R)の中から、往路出発日を2022年6月1日(水)、復路出発日を2022年6月8日(水)と仮設定しました。

ローシーズン(L)レギュラーシーズン(R)ハイシーズン(H)
2022年1/4~2/28
4/1~4/27
12/1~12/22
3/1~3/10
5/9~8/4
8/22~11/30
1/1~1/3
3/11~3/31
4/28~5/8
8/5~8/21
12/23~12/31
2023年1/10~2/28
4/1~4/26
12/1~12/27
3/1~3/10
5/9~8/3
8/21~11/30
1/1~1/9
3/11~3/31
4/27~5/8
8/4~8/20
12/28~12/31
2024年1/9~2/293/1~3/71/1~1/8
3/8~3/31

検索条件はこちら。

そして、検索結果がこちら。

結果を見てみると、547,210円と一時的に高い日もありますが、画面内最安で282,210円という事が分かりました。

では次に、この航空券を特典航空券で利用しようとすると、どのくらいのマイルが必要になるでしょうか?

日本(Zone 1)ハワイ(Zone 5)間での、シーズン、および搭乗クラス別の必要マイル数を下のチャート表から見てみると、レギュラーシーズン(R)ビジネスクラス(C)を利用するためには、65,000マイル必要なことが分かります。

ちなみに、これは往復に必要なマイル数です。

対象クラスローシーズン(L)レギュラーシーズン(R)ハイシーズン(H)
エコノミー(Y)35,00040,00043,000
プレミアムエコノミー(PY)53,00058,00061,000
ビジネスクラス(C)60,00065,00068,000
ファーストクラス(F)120,000120,000129,000

以上のことから、65,000マイル = 282,210円 となります。

という事は、282,210 ÷ 65,000 = 4.34…… となり、1マイルの価値が約4.3円であることが分かります。

よって、当ブログでは、1マイル = 4.3円 を基準とします。

まとめ:貯めたANAマイルを国際線に利用した場合の価値は、1マイル=4.3円!

改めて、まとめます。

当ブログ『めざせ!マイルでハワイ!』での基準は、1マイル = 4.3円 です。

この基準値の前提条件は、以下です。

 ① 価格は、ANAの公式HPでの表示価格
 ② ゾーンは、出発地は日本(Zone 1)、目的地はハワイ(Zone 5)
 ③ シーズンは、レギュラーシーズン(R)
 ④ 搭乗クラスは、ビジネスクラス(C)
 ⑤ 往復

そうなると今度は、「1マイル = 4.3円という価値がお得なのかどうなのか?」という疑問が湧いてくるかもしれませんが、それはまた、別の記事で書きたいと思います。

今回は以上です。

それでは、また。

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