使ってるスマホがドコモじゃないんですけど、dカードゴールドつくって損しませんか?
その気持ち、分かります。
dカード GOLDは、NTTドコモが発行するクレジットカードなので、他社ユーザーには恩恵がないんじゃないかと不安になりますよね?
あるいは、下記のような勘違いをしている方もいるかもしれません。
- そもそも他社ユーザーだとdカード GOLDがつくれない
- ドコモユーザーなので、必ずお得になる
結論から言うと、ドコモ以外の他社ユーザーでもdカード GOLDはつくれるし、ちゃんとゴールドカードの特典も受けられます。
逆に、ドコモユーザーだからといって、必ず得する訳でもありません。
要はケースバイケースなんですが、それだと、結局自分が損するのか得するのか分かりませんよね?
そこで本記事では、非ドコモユーザーでありながらdカード GOLDを所持している筆者が、下記内容について分かりやすく解説します。
- dカード GOLDで損する人
- dカード GOLDで得する人
- dカード GOLDのメリット、デメリット
なので、記事を読み終える頃には、あなたが損する人なのか得する人なのかが明確になり、「dカード GOLDを作るべきか否か」の答えが出ますよ。
ぜひ最後までお付き合いいただき、迷いなく「ゴールドカードライフ」を謳歌してくださいね。
それでは、スタートしましょう。
dカード GOLDで損する人
早速ですが、dカード GOLDをつくって損する人は、こんな人です。
- ドコモ以外の携帯会社を利用している
- ドコモを利用しているが、毎月の利用料金が安い
- 家族カードを発行していない
- 自宅の光回線がドコモ光じゃない
- カードの年間利用金額が100万円未満
まず始めに、大事な補足説明があります。
上記に「dカード GOLDをつくって損する人はこんな人」を挙げましたが、一つでも自分に当てはまる項目があったからといって、諦めないでください。
「損する人」認定された方でも、カードをつくるメリットはあります。
のちほどdカード GOLDを持つメリットを紹介しますので、そのパートを読むまで、諦めるのは待ってくださいね。
それでは、どういう人が損をするのか説明します。
ドコモ以外の携帯会社を利用している
やはりNTTドコモが発行するクレジットカードだけあって、当然ながらドコモユーザーには有利なカードです。
具体的には、毎月のドコモの携帯・「ドコモ光」の利用料金1,000円(税抜)ごとに10%のポイント還元が受けられます。
と言うことは、ドコモの携帯・「ドコモ光」を毎月10,000円(税抜)以上利用していれば12,000ポイントが貯まり、それだけで年会費11,000円(税込)をペイできるんです。
裏を返せば、ドコモ以外の携帯会社を利用している場合は、毎月の携帯利用料金に対してポイント還元はありません。
なので、その分、ドコモユーザーよりも損していると言えます。
同じ理由で『自宅の光回線がドコモ光じゃない』場合も損する人になりますし、『ドコモを利用しているが、毎月の利用料金が安い』ケースも、ポイントだけでは年会費をまかなえません。
ただし、この点については個人の判断が分かれる所です。
月によっての増減はあるかもしれませんが、年会費を無料にするには、月平均10,000円(税抜)以上の携帯料金を払います。
そこまでして、ゴールドカードの年会費を無料にすることに価値があるかどうか?
最近は、格安SIMを含め、携帯料金も安くなってきています。
月平均10,000円(税抜)以上の携帯料金というのは相当高い部類に入るので、一概にドコモユーザーが得してる、非ドコモユーザーは損してるとは言いきれません。
家族カードを発行していない
家族もドコモユーザーの場合は、家族カードを発行しないと損します。
理由は、家族分の携帯料金を本カードで支払っても、ドコモの携帯料金10%ポイント還元の対象外だから。
10%ポイント還元が受けられるのは、dカード GOLDと紐付けられた1回線のみなんです。
ですが、家族分の携帯料金を家族カードで支払うと、ポイントは本カードに貯まります。
家族カードの年会費は1枚目が無料、2枚目以降も1,100円と安く、十分元が取れるので、はっきり言ってつくらないと損です。
カードの年間利用金額が100万円未満
dカード GOLDは、年間利用額が100万円以上になると、クーポンがもらえます。
なので、カードの年間利用金額が100万円未満の場合は、100万円以上の人と比べると損しています。
dカード GOLDをメインカードとして利用していれば、年間利用額100万円をクリアするのは難しくありませんが、サブカードだと、ちょっと苦しいですね。
ただ、こちらも利用携帯会社の話と同じで、損したくないからと言って、無理矢理100万円以上利用する必要はありません。
それだと、年会費以上の出費になってしまい本末転倒です。
dカード GOLDで得する人
dカード GOLDをつくって得する人は、損する人と逆パターンの人です。
- NTTドコモを利用していて、月平均10,000円(税抜)以上の携帯料金を支払っている
- 家族カードを発行している
- 自宅ではドコモ光の光回線を利用している
- カードの年間利用金額が100万円以上
最も得する人のモデルケースは、スマホがドコモで自宅の光回線はドコモ光。
ドコモのスマホ代・「ドコモ光」の料金を合わせて、月平均で税抜き10,000円以上利用している。
他の家族も全員ドコモを利用していて、人数分の家族カードを発行済み。
そして、全てのカードを合計した年間利用金額が200万円以上という、トッピング全部のせ状態。
そうすれば、支払額の10%、つまり年間12,000ポイントが還元されて、年会費11,000円(税込)の元が取れます。
家族カードの年会費は1枚目が無料、2枚目以降は1,100円かかりますが、携帯料金の支払いで年会費以上のポイントがもらえるはずです。
さらに、年間利用金額が200万円以上だと、22,000円相当のクーポンがもらえます。
最も得する人のモデルケースだと、こんなにお得です。
- 家族全員分のゴールドカードが実質無料でもてる
- (家族分の携帯料金 × 10% ー カード年会費)分のポイントが貯まる
- 22,000円相当のクーポンがもらえる
ちなみにカードの年間利用額が100万円以上200万円未満だと、もらえるクーポンが11,000円相当になりますが、それでも十分お得ですね。
dカード GOLDの基本スペック
あらためて、dカード GOLDの基本スペックをおさらいしておきましょう。
提携ブランド | VISA/Mastercard |
基本ポイント還元率 | 1%還元(100円につき1ポイント) |
サービス・保険 | ・dカード携帯補償 ・お買い物あんしん保険 ・カードの紛失・盗難の補償 ・海外/国内旅行保険 |
カードの年会費は11,000円(税込)で、電子マネーは「 iD 」が利用できます。
さすがにゴールドカードだけあって年会費は高いですが、それ以外にも下記の特長があります。
- 毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」利用料金1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%ポイント還元
- 対象のケータイ料金プランの契約でドコモでんき Greenの電気料金100円(税抜)ごとに税抜金額の10%ポイント還元
- ケータイ補償3年間で最大10万円
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用無料
ポイントについては、基本ポイント還元以外にもドコモのケータイ/「ドコモ光」/ドコモでんき Greenの電気料金で10%ポイント還元されたり、dカード特約店/加盟店での利用でポイント加算や割引も受けられます。
ケータイ補償はドコモ契約者には心強いですし、国内・ハワイの主要空港でラウンジを無料で利用できるのは、ゴールドカードならではですね。
dカード GOLDのメリットとデメリット
dカード GOLDのメリットとデメリットについて、説明します。
まずは、デメリットから。
dカード GOLDのデメリット
dカード GOLDのデメリットはこちらです。
なんと言っても、一番のデメリットは、やはり年会費が高いこと。
ゴールドカードなので致し方ないとはいえ、他のゴールドカードには、年会費無料や年会費初年度無料のカードがあります。
そんな中、dカード GOLDは初年度からしっかり年会費11,000円(税込)が掛かるのは、はっきりとデメリットです。
ですが、ドコモユーザーであれば毎月の携帯電話料金の支払いで元が取りやすいですし、ドコモユーザーでなくても元が取れる可能性があります。
なので、工夫次第でなくすことができるデメリットでもあるんです。
それから、基本ポイントの還元率が低いこともデメリットの一つ。
ポイント還元率1%というのは、特別高くも低くもない一般的な還元率で、じっさい年会費無料のdカードも同じ還元率です。
高い年会費を払っているゴールドカードなので、もう少し高い還元率が欲しいところ。
せめて、一般カードのdカードとは差をつけてもらいたいですね。
dカード GOLDのメリット
dカード GOLDのメリットは下記です。
デメリットのところでポイント還元率が低い点をあげましたが、ドコモのケータイ/「ドコモ光」/ドコモでんき Greenの電気料金については、10%と非常に高い還元率です。
さらに、家族カードの年会費は1枚目が無料、2枚目以降も1,100円と、非常に安いコストで保有できます。
携帯料金の支払いで年会費以上のポイントがもらえることを考えると、ドコモユーザーには超おすすめの一枚ですね。
また、カードの年間利用金額に応じてクーポンがもらえます。
年間利用額 100万円(税込)以上:11,000円(税込)相当のクーポン
年間利用額 200万円(税込)以上:22,000円(税込)相当のクーポン
年間利用額 100万円(税込)以上で 11,000円(税込)相当のクーポンがもらえ、それだけで年会費をペイできます。
ドコモユーザー以外の人でも、年会費を実質無料にできるのは、大きなメリットです。
まとめ:dカード GOLDで損する人にもメリットあり!お試しで1年持ってみては?
本記事では、「dカードゴールドで損する人、得する人」について書いてきましたが、もう一度まとめます。
dカード GOLDをつくって損する人は、下記に当てはまる人。そして得するのは逆パターンの人です。
- ドコモ以外の携帯会社を利用している
- ドコモを利用しているが、毎月の利用料金が安い
- 家族カードを発行していない
- 自宅の光回線がドコモ光じゃない
- カードの年間利用金額が100万円未満
毎月のドコモの携帯・「ドコモ光」の利用料金1,000円(税抜)ごとに10%のポイント還元が受けられるので、毎月10,000円(税抜)以上利用していれば、それだけで年会費11,000円(税込)をペイできて得しています。
一方で、ドコモ以外の携帯会社を利用している場合は、毎月の携帯利用料金に対してポイント還元はないので、比べると損しています。
ドコモユーザーであっても、家族分の携帯料金を本カードで支払った場合は10%ポイント還元の対象外になるので、家族カードを発行していないと損です。
それから、dカード GOLDでは年間利用額が100万円以上になるとクーポンがもらえます。
なので、カードの年間利用金額が100万円未満の場合は、100万円以上の人と比べると損しています。
dカード GOLDは、年会費の高さやポイント還元率の低さといったデメリットがありますが、使い方によってはメリットの多いカードです。
ドコモユーザーは、携帯料金の支払いで年会費以上のポイントがもらえるので、ドコモを利用している家全員分の家族カードを発行しましょう。
ドコモユーザー以外の人も、年会費を実質無料にできるので、カードを年間 100万円(税込)以上利用しましょう。
そうすれば、国内・ハワイの主要空港でラウンジを無料で利用できるといった、ゴールドカードならではのメリットが受けられます。
お試しで1年持ってみて、「ゴールドカードライフ」を、ぜひ味わってみてくださいね。