最初に断っておきます。
じつは、僕はソラチカゴールドカードを持っていません。
ソラチカカード は持っていて、JCBからゴールドカードへのインビテーションは届きました。
既に持っている人を羨ましく思っているんですが、まだつくれずにいます。
この記事は、そんな陸マイラーの僕が考えるソラチカゴールドカードのメリットについて書いています。
また、デメリットについても考えてみましたので、カードをつくる際の参考にしてくださいね。
ソラチカゴールドカードの基本情報
まずは、ソラチカゴールドカードの基本情報から。
ソラチカゴールドカードは、「ANAカード」と「To Me CARD 」が１枚になったクレジットカードで、マイルとメトロポイントの両方が貯まります。
つまり、飛行機でも地下鉄でも貯まるソラチカカード がベースになっています。
さらには、ソラチカカードのゴールド版ですので、当然、ゴールドカードとしてのサービスも付帯しています。
基本スペック
| 【カードブランド】 | JCB |
| 【年会費】 | 15,400円（税込） |
| 【家族カード】 | 2,200円（税込） |
| 【マイル還元率】 | 1.0% |
ソラチカカード との比較
それでは、ソラチカゴールドカードは、ソラチカカードとどう違うのでしょうか？
2枚のカードの違いを比較したのが、下の表です。
| ソラチカゴールドカード | ソラチカカード | |
| 年会費 | 15,400円（税込） | 2,200円（税込） |
| 入会・継続マイル | 2,000マイル | 1,000マイル |
| 搭乗ボーナスマイル | 25％ | 10％ |
| ポイント交換レート | 1Oki Dokiポイントで 10マイル or 5メトロポイント | 1Oki Dokiポイントで 5マイル or 5メトロポイント |
| メトロポイントPlus | 1乗車につき 平日20ポイント 休日40ポイント その他の利用で 店舗200円につき2ポイント 自動販売機100円につき2ポイント | 1乗車につき 平日5ポイント 休日15ポイント その他の利用で 店舗200円につき1ポイント 自動販売機100円につき1ポイント |
| 空港ラウンジの利用 | 国内の主要空港、および ハワイ ホノルルの国際空港で 無料利用可 | 無料利用不可 |
すべての項目で違いがありますが、中でも、僕が考える大きな違いは3つです。
- 年会費が13,200円（税込）高い
- マイル還元率を手数料無しで1.0%にできる
- 空港のラウンジが利用できる
一つづつ、見ていきましょう。
年会費が13,200円（税込）高い
年会費については、13,200円の差があります。
これは、ゴールドカードと一般カードの違いがありますので、差があって当然で、ゴールドカードの方が高いのは、仕方がないですね。
その代わり、ゴールドカードとしてのサービスが受けられますので、そのサービスが13,200円の価値があるかどうかがポイントになります。
マイル還元率を手数料無しで1.0%にできる
ソラチカカードは、ショッピング等で利用すると1,000円につき1ポイントつきますが、ソラチカゴールドカードでは、このポイントを1ポイント＝10マイルでANAマイルに交換することができます。
ソラチカカードの交換率は、基本 1ポイント＝5マイルですので、交換率は2倍になります。
ただし、ソラチカカードも移行手数料(年間/税込) 5,500円を支払うことで、ソラチカゴールドと同じ1ポイント＝10マイルで交換することも可能です。
つまりは、手数料無しでマイル還元率を1.0%にすることができるとも言えますし、年会費に手数料が含まれていると考えると、年会費のギャップは‥
13,200円 ー 5,500円 ＝ 7,700円 と考えることもできると思います。
あと 7,700円追加するとゴールドカードにできると思うと、そんなに悪くない選択ですよね。
空港のラウンジが利用できる
ゴールドカードとして受けられるサービスは色々ありますが、その中でも僕が一番嬉しいサービスが、この空港のラウンジ利用です。
国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港でラウンジが無料で利用できます。
空港って基本的に待ち時間が多いですが、特に旅行帰りで利用するときは疲れた状態であることが多いです。
そんな中、ラウンジに座ってドリンクを飲みながら過ごせるのは、本当にありがたい。
なので、空港のラウンジが利用できるのは、非常に大きなポイントです。
他のゴールドカードとの比較
次に他のゴールドカードとの比較してみましょう。
年会費
ソラチカゴールドカードの年会費は、15,400（税込）です。
さすがゴールドカードといった感じのお値段になっています。
他のゴールドカードはどんなものでしょうか？
代表的なものを調べてみました。
| ソラチカゴールド | 13,200円 |
| アメックスゴールドカード | 31,900円 |
| 三井住友カード ゴールド | 11,000円 |
| 三井住友カード ゴールド（NL） | 5,500円 |
| 楽天ゴールド | 2,200円 |
| dカードゴールド | 11,000円 |
アメックスゴールドカードが断トツの高額となっていますが、ソラチカゴールドはそれに次いで2番目に高いです。
ゴールドカードは年会費が高いものと思い込んでいましたが、最近は安く持てるようになっていますね。
貯まるポイントとマイル還元率
それぞれのカードを利用した場合の貯まるポイントは下記です。
| ソラチカゴールド | OkiDokiポイント | 1P/1000円 | 1% |
| アメックスゴールドカード | メンバーシップリワード | 1P/100円 | 0.5% |
| 三井住友カード ゴールド | Vポイント | 1P/200円 | 0.25% |
| 三井住友カード ゴールド（NL） | Vポイント | 1P/200円 | 0.25% |
| 楽天ゴールド | 楽天ポイント | 1P/100円 | 0.5% |
| dカードゴールド | dポイント | 1P/100円 | 0.5%（JALマイル） |
マイル還元率については、ソラチカゴールドは高く、今回比較した中ではNo.1です。
しかも還元率1%は、悪くない数字です。
空港ラウンジ利用
| ソラチカゴールド | 国内主要空港に加え、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港 |
| アメックスゴールドカード | 国内28か所、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港 |
| 三井住友カード ゴールド | 国内の主要空港、およびハワイ ホノルルの空港内 |
| 三井住友カード ゴールド（NL） | 国内の主要空港、およびハワイ ホノルルの空港内 |
| 楽天ゴールド | 国内主要空港、ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国/仁川空港 |
| dカードゴールド | 国内主要空港に加え、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港 |
空港ラウンジの利用については、各カード横並びですが、楽天ゴールドのみ、プラスαで韓国の仁川空港も利用できるようです。
以上、代表的なポイントで比較してみましたが、ソラチカゴールドは、年会費は高めですが、その分マイル還元率も高いです。
また、他のカードとの大きな違いは、ANAカードですので、飛行機の利用でもマイルが貯まる点は、旅行好きな方や出張が多い方にとっては、ポイントが高いと思います。
まとめ：ゴールドカードを持ちたいなら、ソラチカゴールドカードもありかも！
ソラチカゴールドカードの大きな特長は、マイル還元率が1%と高いところです。（ただし、ANAマイル）
年会費は他のゴールドカードと比較して高めですが、マイルが貯まりやすいので、コスパは決して悪くありません。
日頃、旅行やビジネスで飛行機を良く利用される方や陸マイラーの方で、ゴールドカードを検討される場合は、おすすめできるカードです。
ちなみに、ソラチカゴールドカード以外の陸マイラーおすすめカードは、こちらの記事を参考にしてください。
本記事は以上です。
それでは、また。