写真が好きでガンガン撮っていたら、知らず知らずのうちにHDがパンパンになっていた。
そんな経験、お持ちじゃないですか?
僕はあります。
旅行に行ってはパシャパシャ撮影 → 帰ってきてからパソコンに移す → 写真データがHD容量を圧迫 → 外付けHD購入 → 気がつけば、HDもカメラのSDカードも写真で一杯。
カメラ好きあるあるですよね?
写真にハマればハマるほど大きくなっていく『大量写真データ保存問題』。
問題を解決するには、クラウドストレージサービスの利用が欠かせません。
そこで本記事では、下記のようなお悩みを解決するべく、おすすめのクラウドサービスを紹介します。
- 写真データを保存していたら、HD容量がなくなってきた
- 大容量の保存に対応したクラウドサービスが知りたい
- デジカメで撮った大量の写真を楽に管理したい
ぜひ、おすすめの中から、あなたにピッタリのクラウドサービスを見つけてくださいね。
そうすれば、『大量写真データ保存問題』ともおさらば。
データ容量を気にすることなく、思う存分大好きな写真を撮りまくれますよ。
それでは、どうぞ!
写真保存用クラウドサービスの選び方
まず始めにクラウドストレージサービスについて解説します。
クラウドストレージとは、インターネット上にデータやファイル保存・共有できるサービスです。
「オンラインストレージ」や「オンラインファイルサーバー」と言ったりもします。
クラウドストレージにはデータやファイルを保存できますが、写真を保存するためのクラウドサービスを選ぶ基準は、下記です。
- 保存可能な容量
- 料金
- 画像の形式、画質
保存可能な容量
カメラで撮影した写真の画像データは、1枚あたりの容量も大きく、枚数が多くなればなるほど大容量のストレージが必要になります。
さらに、Adobe Lightroomといった現像ソフトを使って自分で現像する場合は、RAWデータが必要です。
RAW形式のデータは、JPEG形式のデータに比べて容量が非常に大きい。
どんな写真かにもよるので一概には言えませんが、参考までに下の写真だと、RAWデータの方が4倍大きなデータサイズです。
(RAWデータ:4.9MB、JPEGデータ:21MB)
なので、クラウドストレージの容量は、サービスを選ぶ上で最も重要な要素です。
料金
クラウドサービスには、無料のものから有料のものまであります。
有料のサービスでも、「5GBまでは無料」といったように、ある程度の容量までは無料で利用できたりもします。
ですが、写真の保存には大きな容量が必要になりますので、有料プランの利用は必須。
懐具合と相談しながら、有料プランの中から自分にあった容量を選んでいきましょう。
画像の形式、画質
写真を保存する上で、画像の形式と画質は、とても重要です。
クラウドサービスによっては、保存できる画像形式が限定されていたり、自動で変換される場合があります。
また容量を節約するために、画像を圧縮して画質が劣化するケースもありますので、注意が必要です。
「こんなはずじゃなかった」といった状態にならないように、サービス内容は慎重に確認しましょう。
写真保存におすすめのクラウドサービス5選
クラウドストレージとは、インターネット上にデータやファイルを保存・共有できるサービスです。
現在は、個人向けから法人向けまで、価格や用途に応じていくつかの選択肢が用意されています。
そんな中から、写真保存におすすめのクラウドストレージサービスは、下記の5つです。
- Amazon Photos
- Adobe フォトプラン
- iCloud
- Google フォト
- Dropbox
ひとつずつ、見ていきましょう。
Amazon Photos
- プライム会員になると容量無制限で利用できる
- 料金が安い
- プライム会員をやめられなくなる
画像引用:Amazon photos公式サイト
大手ショッピンサイトのAmazonでは、『Amazon photos』が利用できます。
最大の特長は、プライム会員になると、容量無制限でフォトストレージを利用できること。
Amazonのアカウントを作成すると、5GBの無料ストレージが利用できますが、下記料金を払うとさらに多くの容量が使えるようになるんです。
通常会員 | photos | photos | プライム会員 | |
容量 | 5GB | 100GB | 1TB | 無制限 |
料金(税込) | 無料 | 月額 ¥250 | 月額 ¥1,300 | 月額 ¥500 / 年間 ¥4,900 |
それにしても、無制限で使えるなんてスゴすぎますよね。
逆にスゴすぎて、無制限に慣れてしまったが最後、プライム会員をやめられなくなるのが唯一のデメリット。
でも、料金がめちゃめちゃ安いので、やめなければ良いんです。
月額500円でも十分安いですが、年間プランにすると1か月あたり、なんと408.33…円。
わずか月額408.3円で容量無制限になるなんて、月額1,300円で1TBのプランに入る人はいるんでしょうか。
しかもAmazonプライム会員になると、フォトストレージの容量が無制限になるだけではなく、下記プライム特典が利用できます。
- 好きなデバイスでprime videoが楽しめる
- 1億曲をシャッフル再生で聴き放題
- 1000冊以上の書籍、マンガ、雑誌が読み放題
月額408.3円でprime video、amazon music、prime reading、そして容量無制限のフォトストレージと5GBのファイルストレージが利用できるんですよ。
もはや使わない理由がないですよね。
今なら30日間無料でお試しできますので、この機会に、amazon primeへ加入しましょう!
>> Amazonプライム「30日間の無料体験」はこちらAdobe フォトプラン
- PhotoshopとLightroomが使える
- 写真の整理もできる
- 料金がやや高い
画像引用:Adobe公式サイト
写真の出来映えにこだわりたい人には『Adobe フォトプラン』がおすすめです。
『Adobe フォトプラン』では、クラウドストレージが利用できるだけでなく、PhotoshopとLightroomまで使えるんです。
Lightroomでは撮影した写真を自分好みに現像できますし、Photoshopを使って大胆な加工でデジタルアートをつくることもできます。
写真を趣味にする人なら、PhotoshopやLightroomは、いつか使ってみたいソフトですよね。
フォトプラン | フォトプラン(1TB) | |
容量 | 20GB | 1TB |
料金(税込) | 月額 ¥1,078 | 月額 ¥2,178 |
写真で自分の色や味を出したくなってきたら、ぜひ利用を検討してみたいですね。
iCloud
- Apple IDがあれば、5GBまで無料で利用できる
- Apple製品と相性が良い
- 大容量を使う場合は、料金が発生する
画像引用:Apple公式サイト
Appleが提供しているクラウドストレージが『iCloud』です。
iPhoneユーザーであれば、一番馴染み深いサービスですね。
当然、iPhoneやiPadといったApple製品との相性は抜群で、保存や共有も簡単にできます。
写真の保存だけでなく、音楽やiPhone自体のバックアップも可能で、しかも5GBまでは無料。
5GBより多く使いたい場合は、下記料金が必要になります。
iCloud | iCloud+ | iCloud+ | iCloud+ | |
容量 | 5GB | 50GB | 200GB | 2TB |
料金(税込) | 無料 | 月額 ¥130 | 月額 ¥400 | 月額 ¥1,300 |
写真データを管理しようとすると、5GBではとてもとても足りないので、有料プランの利用が必要です。
Google フォト
- 無料で15GBまで利用できる
- バックアップ機能が使いやすい
- バックアップに注意が必要
画像引用:Googleフォト公式サイト
『Googleフォト』は、オンラインで写真や動画を管理できるストレージサービスです。
『iCloud』と同様に、スマートフォンやタブレット、PCで写真を一元的に保存するのに適しています。
Googleアカウントがあれば、無料で15GBまで利用可能。
検索エンジンのGoogleが提供するサービスだけあって、検索機能が優秀。
見たい写真が、すぐに見つかります。
15GB以上の写真や動画を保存したい場合は、Google Oneを契約してGoogleアカウントのストレージ容量上限を増やします。
Googleフォト | Google One | Google One | Google One | |
容量 | 15GB | 100GB | 200GB | 2TB |
料金(税込) | 無料 | 月額 ¥250 / 年間 ¥2,500 | 月額 ¥380 / 年間 ¥3,800 | 月額 ¥1,300 / 年間 ¥13,000 |
注意したいのは、Google フォト(Google One)に保存されるのは、写真だけではありません。
Googleアカウントで利用している全サービスのデータが保存されるので、容量不足にならないようにしましょう。
それからバックアップ時に「保存容量の節約画質」を選択すると、容量は節約できますが、画質は落ちるので注意が必要です。
Dropbox
- 写真以外にもバックアップサーバーとして使える
- 無料で使える容量が少ない
画像引用:Dropbox公式サイト
『Dropbox』は、世界中で7億人以上のユーザーが利用しているクラウドストレージです。
セキュリティの高さが評価されていて、ビジネスシーンでも多く利用されています。
無料で利用できる容量は2GBと、本記事でおすすめしている5つのサービスの中では、一番少ないです。
とはいえ、有料プランにすると2TB使えるので、容量は十分。
写真の保存だけでなく、バックアップサーバーとしても使えますよ。
Basic | Plus | Family | Professional | |
容量 | 2GB | 2TB / ユーザー1人 | 2TB / 最大ユーザー6人 | 3TB / ユーザー1人 |
料金(税込) | 無料 | 月額 ¥1,500 / 年間 ¥14,400 | 月額 ¥2,500 / 年間 ¥24,000 | 月額 ¥2,400 / 年間 ¥24,000 |
料金は高めですが、大事なデータの安全なバックアップ先として考えると、選択候補に入ってきます。
>> Dropbox Plusを始める結局、写真保存用クラウドサービスはどれがおすすめ?
ここまで、撮りためた写真の保存用として、5つのクラウドストレージサービスを紹介してきました。
中でも一番のおすすめプランは、断トツで『Amazonプライム会員になってAmazon Photos利用』です。
断トツでおすすめする理由は、こちらの3つ。
- 容量無制限で使える
- 料金が安い
- prime会員サービスが利用できる
何といっても、容量無制限はスゴいです。
用途が写真に限定されるとはいえ、容量を気にしなくて良いので、大好きな写真が撮り放題ですよ。
しかもしかも料金が安い。
容量無制限が月額500円、さらに年間プラン年額4900円にすると、1か月あたり408.3円で利用できます。
その上、prime video、amazon music、prime reading まで利用可能。
映画やドラマ、オリジナル番組は楽しめますし、シャッフル再生で1億曲が聴き放題。
1000冊以上の書籍、マンガ、雑誌まで読み放題なんて、圧倒的にコスパが高いです。
ビッグマック(450円)より安い料金で、こんなに多くのサービスが受けられるなんて、むしろ利用しないと損です。
ということで僕は、『Amazonプライム会員になってAmazon Photos利用』を強く強くおすすめします。
>> Amazonプライム「30日間の無料体験」はこちらちなみに、5つのクラウドサービスの容量と料金を比較したのが、下の表です。
(Amazonプライム会員) | Amazon PhotosAdobe フォトプラン | iCloud | Google フォト | Dropbox | |
2GB | ー | ー | ー | ー | 無料 |
5GB | 無料 | ー | 無料 | ー | ー |
15GB | ー | ー | ー | 無料 | ー |
20GB | ー | 月額 ¥1,078 | ー | ー | ー |
50GB | ー | ー | 月額 ¥130 | ー | ー |
100GB | 月額 ¥250 | ー | ー | 年間 ¥2,500 | 月額 ¥250 /ー |
200GB | ー | ー | 月額 ¥400 | 年間 ¥3,800 | 月額 ¥380 /ー |
1TB | 月額 ¥1,300 | 月額 ¥2,178 | ー | ー | ー |
2TB | ー | ー | 月額 ¥1,300 | 年間 ¥13,000 | 月額 ¥1,300 /年間 ¥14,400 | 月額 ¥1,500 /
3TB | ー | ー | ー | ー | 月額 ¥2,400 / 年間 ¥24,000 |
無制限 | 年間 ¥4,900 | 月額 ¥500 /ー | ー | ー | ー |
同じ容量で比べると、「Google フォト」が一番安いです。
自分の使用用途にあった容量プランで、比較して選んでも良いですね。
写真をクラウドサービスで保存・管理するときの注意点
写真の保存と管理を考えると、クラウドストレージサービスの利用はとても便利ですが、注意も必要です。
以下の点に注意しましょう。
- 画像の形式、画質
- サービス内容の変更
「クラウドサービスの選び方」にも書きましたが、画像の形式、画質には注意が必要です。
自分が思っていなかったデータ形式に変換されたり、圧縮されて画質が落ちないように気をつけましょう。
それから、将来的にサービス内容の変更があることは、念頭においておくべきです。
変化の激しいインターネット業界では、現状のクラウドストレージサービス内容が、同じまま未来永劫続くことはありえません。
料金の値上げやストレージ使用容量の変更、あるいは利用しているサービス自体が無くなったりといったことも考えられます。
なので、サービス内容に変更があるであろうことは頭の片隅に置いておくべきです。
その上で、自分が利用していない他のサービスも含めて、最新の情報にアンテナを張っておきましょう!
まとめ:写真保存におすすめのクラウドサービスはAmazon Photos!容量を気にせず写真を撮りまくろう!
ここまで写真保存用のクラウドサービスについて書いてきましたが、最後にもう一度まとめます。
写真を保存するためのクラウドサービスを選ぶ基準は、下記です。
- 保存可能な容量
- 料金
- 画像の形式、画質
カメラで撮影した写真の保存には大容量のストレージが必要ですので、有料プランの中から自分にあった容量を選びましょう。
保存できる画質や、画像圧縮で画質が劣化しないように、注意が必要です。
以上の基準で、写真保存におすすめのクラウドストレージサービス5つは、こちら。
- Amazon Photos
- Adobe フォトプラン
- iCloud
- Google フォト
- Dropbox
中でも一番のおすすめプランは、断トツで『Amazonプライム会員になってAmazon Photos利用』です。
断トツでおすすめする理由は、こちらの3つ。
- 容量無制限で使える
- 料金が安い
- prime会員サービスが利用できる
容量無制限な上に、料金が安いです。
しかも1か月あたり408.3円で、写真の保存だけでなく、prime video、amazon music、prime reading まで利用できます。
ビッグマック(450円)より安い料金で、こんなに多くのサービスが受けられるなんて、めちゃめちゃコスパが良いです。
ぜひぜひ、Amazonの“使える”サービスを受けながら、容量を気にせずに大好きな写真を撮りまくってくださいね。
今なら30日間無料でお試しできますよ!
>> Amazonプライム「30日間の無料体験」はこちら写真保存におすすめのクラウドサービス紹介は、以上です。
それでは、充実のカメラライフを!!