世界75カ国に400軒以上を展開している世界的なホテルブランド「シェラトン」。
マリオットグループの中では『プレミアム』クラスに位置づけられています。
日本国内には10件のシェラトンホテルがあり、その内の一つが、この『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』です。
高級ホテルでありながら自家源泉100%の上質な天然温泉があるのも大きな特長で、ホテルの優雅さと温泉での癒しを同時に味わうことができます。
本記事では、そんな『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』に実際に宿泊してみて感じた「おすすめポイント」と「ざんねんポイント」を紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでいただき、ホテル選びの参考にしてくださいね。
ちなみに、ラウンジレビュー、朝食レビューは別記事に書いていますので、こちらも一緒にどうぞ。
それでは、宿泊記にいきましょう!
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズの基本情報
ホテルの開業は1992年6月で、それほど新しくはありません。
港町・神戸の海の手、六甲アイランドに建ち、ミシュランガイドでは“最上級の快適”を示す4パビリオンを6年連続で獲得している神戸を代表するラグジュアリーホテルです。
六甲ライナー「アイランドセンター」駅に直結しているため、JR三ノ宮駅からは約20分、JR大阪駅からは約30分の所要時間でアクセス可能。
関西空港からはリムジンバスが運行しており、片道大人¥1,850/小人¥930で利用できます。
(往復だと¥3,140で、ちょとお得)
ちなみに、もし飛行機で行くなら、飛行機のチケットを安く買う方法の記事も読んでみてくださいね。
また、新神戸駅や三ノ宮駅からは定期バスも運行しています。
さらには、通常の貸切料金よりもお得に利用できる特別契約タクシーもあったりと、じつにたくさんのアクセス方法が利用できるんです。
ちなみに車で行く場合、宿泊者は滞在1泊につき24時間まで無料で駐車場が利用できます。これもポイント高いですね。
アクセス性は抜群なので、灘の酒蔵巡りや東灘スイーツ食べ歩き、六甲から夜景を見たりと神戸観光の拠点になるホテルです。
住所:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-13(六甲アイランド)
TEL:078-857-7000
公式HP:https://www.sheraton-kobe.co.jp
Marriott Bonvoy 関連情報
2022年の6月〜12月の期間で必要ポイントを検索してみると、20,000ポイント〜 28,000ポイントで宿泊できます。
マリオットボンヴォイでは、2022年3月からカテゴリーによるチャート制度が廃止になりポイント変動性が導入されましたが、参考までにかつてのカテゴリーではカテゴリー4です。
あの「シェラトン」で、しかも温泉有りとなると、20,000ポイントで泊まれるのは、お得なんじゃないでしょうか。
ちなみにクラブラウンジもありますので、プラチナエリート以上であれば、ラウンジの利用と朝食が無料でいただけます。
神戸シェラトンホテルの客室について
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズには、じつに多くの種類の客室があり、それらが 5つのフロアに分けられています。
フロア | 特徴 |
---|---|
シェラトンフロア | インテリアはヨーロッパの伝統を現代感覚で表現したネオクラシズム。モデレートツイン、デラックスツイン、コーナーツインそしてファミリールームなど多彩な客室が揃っている。 |
プリファードフロア | ホテル中高層階に位置する人気フロア。 温泉「濱泉」と宿泊フロアをダイレクトに結ぶ専用エレベーターや濱泉に隣接する「SpaLiving」も利用可能。 |
レディースフロア | 女性のためのセキュリティーゲート付のフロア。客室には基礎化粧品、アロマ付スチーマー、ヘアアイロンなど女性に嬉しいアメニティー類も充実。また、フロア専用のラウンジにはマッサージチェアや書籍・雑誌、コーヒー、紅茶、日本茶などが用意。温泉「濱泉」と宿泊フロアをダイレクトに結ぶ専用エレベーターや濱泉に隣接する「SpaLiving」も利用可能。 |
スパフロア | 専有露天風呂とテラスデッキを完備した和室やジャパニーズスパスイート、掘りごたつから庭園を見ながら寛げるテラススパツインなど和にこだわったフロア。温泉「濱泉」と宿泊フロアをダイレクトに結ぶ専用エレベーターや濱泉に隣接する「SpaLiving」も利用可能。 |
クラブフロア | ホテルの中のホテルと言われる特別フロア。ホテル高層階(17F-20F)に位置し、専用ラウンジでの朝食、ティーサービス、トワイライトサービスなどが受けられる。温泉「濱泉」と宿泊フロアをダイレクトに結ぶ専用エレベーターや濱泉に隣接する「SpaLiving」も利用可能。 |
僕が宿泊したのは、プリファードフロアの『デラックスツインルーム』。
予約したのは、一番安いシェラトンフロアの『モデレートツインルーム』でしたので、ほんの少しアップグレード。
「神戸のシェラトンは、あまりアップグレードしてくれない」という情報を事前に見ていたので、ちょっとドキドキしましたが、ほんの少しとは言えアップグレードされてホッとしました。
公式HPによるとラックレート(税金、サービス料込み)¥36,300の部屋から¥48,400の部屋へのアップグレード。ありがたいです。
部屋の広さは36m2で、窓際に2人掛けのソファーとテーブル、1人掛けチェアがあり、十分な広さです。
テレビ横に荷物置きスペースがあり、テレビ台の横には空気清浄機もあります。
ちなみにテレビ台の下にちょこっと写っているスリッパは、温泉に行く時専用のスリッパです。
冷蔵庫の中はこんな感じ。ミニバーなので全て有料です。
無料のコーヒーやお茶はこちら。お茶は福寿園のお茶で、さりげなくシェラトンのロゴがついてます。
氷入れや電気ポットも、もちろんありますよ。
パジャマに温泉セット、バスローブもあるので、部屋で着るものには困りません。
お風呂は浴槽とトイレが離れていて、浴槽とは別でシャワールームがあります。
お風呂の浴槽とトイレの間に洗面台があり、なぜか洗面台の上に無料の水が置いてあります。
アメニティは、高級フレグランス&ボディケアブランド「バレード」のクリエイターが開発した、シェラトンオリジナルの「le grand bain」。
すべての製品が無香料、パラベン、防腐剤不使用ということで、なんだか良さそう。
ドライヤーもシェラトンの刺繍付きの高級な袋に入っていました。
中はパナソニックのイオニティ「EH-NE5E-N」。
決して高いドライヤーではありませんが、速乾ノズル付きで髪が速く乾きました。
シェラトンで使われているドライヤーが、こちらからも購入できるので、よろしければどうぞ。
神戸シェラトンホテルの施設について
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズは、ウエディングもできる高級ホテルなので、レストランやバーも充実。
シーンにあわせて選べる8つの個性的なレストランとバーがあります。
営業時間帯 | 階層 | |
---|---|---|
ダイニング「Kobe Grill」 | ランチ / 11:30 am – 2:30 pm ディナー / 5:30 pm – 9:00 pm | 21F |
鉄板焼「神戸グリル」 | ランチ / 11:30 am – 2:30 pm ディナー / 5:30 pm – 9:00 pm | 21F |
中国料理「翠亨園」 | ランチ / 11:30 am – 2:30 pm ディナー / 5:30 pm – 9:00 pm | 2F |
日本料理「松風」 | ランチ / 11:30 am – 2:30 pm ディナー / 5:30 pm – 9:00 pm | 2F |
テラスレストラン「Garden Cafe」 | 朝食 / 6:30 am – 11:00 am ランチ・ティータイム / 11:30 am – 5:00 pm ランチバイキング / 11:30 am – 2:00 pm ディナー / 5:30 pm – 9:00 pm | 1F |
スカイラウンジ「Sky 21」 | 5:30 pm – 11:00 pm | 21F |
メインバー「テラ」 | 6:00 pm – 11:30 pm | 1F |
スポーツパブ「アリーナ」 | 6:00 pm – 11:00 pm | 1F |
テラスレストラン「Garden Cafe」は、朝食で利用しましたので、別記事でレビューを書きました。
ダイニング「Kobe Grill」、鉄板焼「神戸グリル」、スカイラウンジ「Sky 21」は、いずれも最上階の21Fにあり、六甲山から神戸・大阪ベイエリアの夜景を楽しみながら上質のフレンチやグリル、おいしいお酒を堪能できます。
ぜひ、一度は行ってみたいですね。
ちなみにクラブラウンジは 19Fにありますが、こちらも利用していますので、別記事のレビューを参考にしてくださいね。
また、スパやフィットネスも充実しています。
営業時間帯 | 階層 | |
---|---|---|
神戸六甲温泉「濱泉」 | 6:00 am – 0:00 midnight | シェラトンスクエア3F |
フィットネス&スポーツ「ザ・ベイクラブ」 | 7:00 am – 10:00 pm | 5F |
エステサロン「ウィンバックSPA PRISME」 | 12:30 pm – 10:30 pm | シェラトンスクエア3F |
タイ古式マッサージ「バンクンメイ」 | 12:30 pm – 10:30 pm | シェラトンスクエア3F |
ネイルサロン「サロン ド ソフィア」 | 11:00 am – 7:30 pm | シェラトンスクエア3F |
フィットネスジム以外は、シェラトンスクエアの3Fにありますが、特におすすめなのは、やはり神戸六甲温泉「濱泉」です。
この温泉は天然源泉100%なので、お風呂の壁や床には結晶がついていて、温泉の効果も相当スゴそうな雰囲気。
プライベートな温泉を愉しみたい場合は、貸切温泉「なごみ湯」という選択もありですね。
その他にも3つのショップがあります。
営業時間帯 | 階層 | |
---|---|---|
フードセレクトショップ「シェラトンマルシェ」 | 8:00 am – 8:30 pm | シェラトンスクエア2F |
シェラトンショップ「ベイリーフ」 | 10:00 am – 7:00 pm | 2F |
ペットリラクゼーションハウス「シェラトンドッグ」 | シェラトンスクエア1F |
シェラトンショップ「ベイリーフ」では、お土産も買うことができ、マリオットボンヴォイメンバーであれば、10%オフで利用できます。
これだけホテル内の施設が充実していると、全て満喫するためには、とてもとても1泊では足りませんね。
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズのおすすめポイント
僕が実際に泊まってみて感じた神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズのおすすめポイントは 2つです。
一つずつ、説明しますね。
天然自家源泉100%の神戸六甲温泉「濱泉」
やはり一番のおすすめはコレ。温泉です。
高級ホテルでありながら自家源泉100%の温泉があるのは、なかなか珍しいんではないでしょうか。
海に囲まれた六甲アイランドの温泉ですので、なめてみるとしょっぱい。
泉質が「ナトリウムー塩化物温泉」となっているのも納得。切り傷とか一発で治りそうです。
ちょっとした岩盤浴が味わえるホットカウチが気持ち良かったですよ。ぜひ、一度お試しあれ。
僕はSPA直通フロアに宿泊したので、「SpaLiving」を利用でき、湯上がりもゆったりと過ごすことができました。
アセロラドリンクも美味しかったし、淡路島コーヒーのコーヒー牛乳もおすすめです!
きれいな夜景が見られる
神戸と言えば、夜景。
摩耶山掬星台から望む夜景は、「日本三大夜景」の一つとして有名ですね。
その神戸の夜景を海側から見られるのも、なかなか乙なもんですよ。
僕が宿泊した日は、残念ながら昼間は雨が降っていたので、外の景色は曇り空。
「雨の神戸も悪くないよな」と自分を慰めていたところ、夜にかけて雲が晴れ、きれいな夜景を見ることができました。
ホテルの部屋には山側と海側がありますが、夜景を愉しみたいなら、山側がおすすめです。
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズのざんねんポイント
一方で、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズのざんねんポイントはこちら。
とても残念なのですが、スタッフの人の応対は冷たく感じました。
「それって一部のスタッフだけでしょ?」といったレベルではありません。
チェックイン、チェックアウトの対応をしてくれたフロントスタッフの方、クラブラウンジで受付対応や案内、アシストしてくれたスタッフの方、誰一人としてニコリとも笑いません。
いつでもニコニコと過剰な営業スマイルでいる必要はないと思いますが、そうは言ってもサービス業ですから、多少の愛想は大事です。
プライベートで嫌なことがあったのか、労働条件や待遇が悪いのか、はたまたホテルフタッフの仕事自体にやりがいを感じていないのかは分かりませんが、無愛想な対応では誰もハッピーにはならないですよね。
ただし、これはあくまで僕の個人的な感想なので、もしかしたらシェラトンでは笑わないクールな対応で高級感を演出しているのかもしれません。
なので、スタッフの方の対応にはあまり期待をせずに、ホテルライフを楽しんだ方が良いですよ。
神戸の観光スポット情報はこちら ↓
>> 神戸の観光スポット[楽天トラベルたびノート]神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズにお得に泊まる方法
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズに泊まるときは、ポイントサイト経由で予約するとお得です!
理由は、宿泊料金が1.5%〜5%オフになるから。
詳しい予約方法については、こちらの記事を参考にしてください。
「ポイントサイトとか面倒くさい」「5%オフにならなくてもいい」「とにかく早く予約したい」という方は、こちらからどうぞ。
まとめ:天然温泉も楽しめる「和のシェラトン」。日々の疲れをとってリラックスできるホテルです!
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズは、天然温泉も楽しめる「和のシェラトン」で、日々の疲れをとってリラックスできるホテルです。
アクセス性は抜群で、六甲ライナー「アイランドセンター」駅に直結しているため、JR三ノ宮駅からは約20分、JR大阪駅からは約30分。
関西空港からはリムジンバス、新神戸駅や三ノ宮駅からは定期バスも運行しています。
また、通常の貸切料金よりもお得に利用できる特別契約タクシーもありますし、車で行く場合は、駐車場が無料で利用できるんです。
客室は、じつに多くの種類があり、それらが 5つのフロアに分けられています。
レストランやバー、スパやフィットネス、ショップも充実していて、全て満喫するには、とても1泊では足りません。
そして、僕が実際に宿泊して感じた神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズのおすすめポイントは、下の2つ。
神戸六甲温泉「濱泉」は、自家源泉100%の温泉で、泉質は「ナトリウムー塩化物温泉」。
切り傷もすぐに治りそうなくらい、塩分が感じられます。
SPA直通フロアに宿泊できれば、「SpaLiving」で湯上がりもゆったりと過ごすことができ、おいしい淡路島コーヒーのコーヒー牛乳が飲めます。
それから、「日本三大夜景」の一つとして有名な神戸の夜景。海側から見るのも興きがあって、おすすめです。
一方で、ざんねんなポイントはこちら。
スタッフの人の笑顔は、少なめ。対応は冷たく感じます。
笑わないクールな対応で高級感を演出している可能性もあるので、最初からフレンドリーな対応を期待してはいけません。
こちら側も割り切って、クールに受け取りましょう。
そうすれば、ホテルライフを十分に楽しめて満喫できます。
ぜひ、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズで「天然温泉」と「きれいな夜景」を満喫して、日々の疲れをとってくださいね。
それでは、今回の宿泊記は以上です。