ザ・プリンス 京都宝ヶ池は、マリオットグループでは『プレミアム』クラスのホテルです。
「オートグラフ コレクション」にも加盟しているザ・プリンス 京都宝ヶ池には、マリオット系ホテルの中でも独特の存在感があります。
日本建築界の巨匠、村野藤吾氏設計のホテルは、曲線美が優雅な雰囲気を醸し出していて、細部にまでこだわりのある空間を堪能できるんです。
そんなザ・プリンス 京都宝ヶ池には、限られた者のみが利用できるクラブラウンジがあります。
クラブラウンジを利用できるのは、下記の宿泊客。
- クラブフロア、各フロアのスイート宿泊客
- SEIBU PRINCE CLUB プラチナメンバー
- Marriott Bonvoy プラチナエリート以上のメンバー
利用者が限定されているとなると、中がどうなっているのか気になりませんか?
そこで本記事では、Marriott Bonvoy プラチナエリート会員である僕が、実際にラウンジを利用してみた感想をレビューします。
画像も盛りだくさんですので、ぜひ最後まで読んでいただき、クラブラウンジを利用するイメージを膨らませてくださいね。
それでは、早速、いきましょう!
ザ・プリンス 京都宝ヶ池のラウンジ
ザ・プリンス 京都宝ヶ池のクラブラウンジは、ホテルの1F、エレベーターホールを出て右側すぐのところにあります。
他のホテルにはフリーに入っていけるラウンジもありますが、ザ・プリンス 京都宝ヶ池は、入り口がロックされているタイプです。
入り口でルームキーをかざすと、ご開帳。
自動で扉が開いたらラウンジに入り、スタッフの方に部屋番号を伝えます。
ラウンジの中はそれほど広くありませんが、窓からは、日本庭園が見えます。
僕が訪れたのは6月でしたが、ちょっとした滝や鯉がいる池、数寄屋造りの茶寮が、新録に映えていました。
紅葉がスゴいだろうなと感じるロケーションだったので、訪れるなら、やはり秋がベストシーズンですよ。
プリンス京都ラウンジの利用時間
クラブラウンジの利用時間は、7:00〜12:00/13:00〜21:00の間で、時間帯によって内容が変わります。
7:00 〜 10:00 朝食(和洋折衷)
10:00 〜 12:00 ティータイム(スナック)
13:00 〜 14:00
14:00 〜 17:00 アフタヌーンティータイム(スイーツ、パン、スナック)
17:00 〜 19:00 カクテルタイム(オードブル3種、スナック)
19:00 〜 21:00 ナイトキャップ(チーズ、スナック)
基本的に、ソフトドリンクは全ての時間帯で利用可能で、アルコールの提供は 17:00 〜 20:45 のみ。
ウェルカムドリンクの提供時間は、14:00 〜 17:00 の間に1人1回のみです。
また、下記制限もあります。
- 各時間帯は45分制
- 13歳未満のお子さんの利用は17:00まで
厳密に運用されてる感じではありませんでしたが、小さなお子さんがいる場合は、頭に入れておきましょう。
プリンス京都・ラウンジの利用料金
最初にも書きましたが、クラブラウンジは下記宿泊客は無料で利用できます。
- クラブフロア、各フロアのスイート宿泊客
- SEIBU PRINCE CLUB プラチナメンバー
- Marriott Bonvoy プラチナエリート以上のメンバー
添い寝の宿泊客と同伴の宿泊客には、別途料金が発生するので注意が必要です。
添い寝の宿泊客
・1泊1名 ¥5,000(朝食のみ¥3,500)
同伴の宿泊客
・朝食 1名 ¥3,500
・ティータイム/
アフタヌーンティータイム 1名 ¥2,000
・カクテルタイム 1名 ¥3,500
・ナイトキャップタイム 1名 ¥2,000
ちなみに、4歳未満のお子さんは無料なので、「添い寝の宿泊客」となると4歳以上小学生未満といった感じでしょうか。
プラチナエリートの親が朝食を食べる場合、滞在中の客室一室につき2名までのお子さんが、無料で朝食を利用できます。
<参考:キッズ特典>
プリンス京都・ラウンジのアフタヌーンティータイム
アフタヌーンティータイムは、スイーツ、パン、スナックの提供があります。
ホテルによっては、ティータイムはスナックだけのところもありますので、スイーツやパンまであるのはありがたいですね。
ドリンクはソフトドリンクのみで、ブッフェなんかによくあるサーバーでの提供です。
僕が利用したときは、ホテルの到着が16:00過ぎでした。
アフタヌーンティータイムにはギリギリ間に合ったので、ウェルカムドリンクをいただいてから、ケーキやパンをいただきました。
プリンス京都・ラウンジのカクテルタイム&ナイトキャップ
カクテルタイムとナイトタイムでは、お待ちかねのアルコールが提供されています。
僕たちは、まずスパークリングワインで乾杯してから、オードブルをしっかりいただきました。
オードブルは京都らしく和風の煮物系が多かったです。
ラウンジのオードブルとしては、なかなか珍しいんじゃないでしょうか。
味は薄味で、上品な味付けでした。
残念ながらオードブルの品数が少なく、それほど量を食べられないので、晩ごはんの代わりにはならない感じです。
なので、晩ごはんは、別で考えておきましょう。
ちなみに、ナイトキャップになるとオードブルがチーズに変わり、お酒の種類も微妙に減ります。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池・ラウンジのおすすめポイント
僕が、ザ・プリンス 京都宝ヶ池のクラブラウンジを実際に利用して感じた「おすすめポイント」は 3つです。
一つずつ、説明しますね。
ウェルカムドリンクにオリジナリティがある
ザ・プリンス 京都宝ヶ池のウェルカムドリンクには、オリジナリティがあります。
そもそもラウンジではドリンクが自由に飲めるので、あえて別にウェルカムドリンクを準備しているホテルが少ないです。
なので、ウェルカムドリンクをいただけるだけでも、何だか特別な気分になります。
内容は、抹茶かしそジュースからの選択。
抹茶には、『御菓子司 緑菴』の「みどり」という麩焼きせんべいがついています。
緑庵のご主人は「京の名匠」に選出されていて、この麩焼きせんべい みどりは、銀閣寺の近くにある緑庵のお店かザ・プリンス 京都宝ヶ池の売店にしか売っていない特別な代物です。
また抹茶は、金曜日と土曜日であれば、茶道裏千家のお茶の先生が点ててくれるんです。
一方のしそジュースも、負けていません。
京漬物の有名店『土井志ば漬け本舗』の商品で、京都・大原産、自社農園のちりめん赤紫蘇を使用しています。
ストレートかソーダ割りでとのことでしたが、暑かったので、ソーダ割りでさっぱりいただきました。
いずれか1回のみの提供ですが、妻と2人なので、それぞれ頼んで両方とも堪能。
どちらも他では味わえない、京都らしいオリジナリティのあるおもてなしを感じました。
アフタヌーンティータイムが充実している
ザ・プリンス 京都宝ヶ池のクラブラウンジは、アフタヌーンティータイムが充実しています。
他のホテルでは、ティータイムの食べ物はチョコレートやナッツ類のスナックだけというところも珍しくありませんが、ザ・プリンス 京都宝ヶ池は違うんです。
マカロンやミニケーキなどのスイーツに、小さいですがサンドイッチやパンもあります。
ただし、調子に乗って食べ過ぎると、晩ごはんが食べられなくなりますので、注意が必要です。
静かにゆっくり過ごせる
ザ・プリンス 京都宝ヶ池のクラブラウンジは、お客さんがそれほど多くないので、静かにゆっくり過ごせます。
ホテルによっては、利用者でごった返していて、中には順番待ちしないと入れないところも。
僕が利用したのが平日だったせいもあるかもしれませんが、ザ・プリンス 京都宝ヶ池では混み合うこともなく、快適でした。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池・ラウンジのざんねんポイント
一方で、クラブラウンジのざんねんポイントはこちら。
カクテルタイムのオードブルは、少々物足りません。
京都らしい煮物が中心なのですが、お皿に盛ると茶色一色です。
種類も量も少ないので、晩ごはんの代わりにはならないかもしれませんね。
とはいえ、あくまでお酒のおつまみとして考えれば、まったく問題ありません。
おいしいお酒と一緒に楽しみましょう。
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まとめ:オリジナリティのあるおもてなしを受けながら、静かに過ごせるラウンジでした!
本記事では、ザ・プリンス 京都宝ヶ池のクラブラウンジをレビューしましたが、最後にもう一度まとめます。
クラブラウンジは、基本的に下記の宿泊客が利用できます。
- クラブフロア、各フロアのスイート宿泊客
- SEIBU PRINCE CLUB プラチナメンバー
- Marriott Bonvoy プラチナエリート以上のメンバー
同伴者も、別途料金を支払えば利用可能。
添い寝の宿泊客
・1泊1名 ¥5,000(朝食のみ¥3,500)
同伴の宿泊客
・朝食 1名 ¥3,500
・ティータイム/
アフタヌーンティータイム 1名 ¥2,000
・カクテルタイム 1名 ¥3,500
・ナイトキャップタイム 1名 ¥2,000
クラブラウンジの利用時間は、7:00〜12:00/13:00〜21:00の間で、時間帯によって内容が変わります。
7:00 〜 10:00 朝食(和洋折衷)
10:00 〜 12:00 ティータイム(スナック)
13:00 〜 14:00
14:00 〜 17:00 アフタヌーンティータイム(スイーツ、パン、スナック)
17:00 〜 19:00 カクテルタイム(オードブル3種、スナック)
19:00 〜 21:00 ナイトキャップ(チーズ、スナック)
僕が、実際に利用して感じた「おすすめポイント」は 3つです。
ウェルカムドリンクに抹茶かしそジュースがいただけますが、どちらも京都老舗店の味を堪能できます。
アフタヌーンティータイムのスイーツやパンは充実していますし、お客さんがそれほど多くないので、静かにゆっくり過ごせます。
一方で、クラブラウンジのざんねんポイントはこちら。
カクテルタイムのオードブルは、質、量ともに物足りません。
なので、晩ごはんの代わりにはなりませんが、ホテル内のレストランは充実しています。
ラウンジではお酒を、食事はレストランで楽しみましょう。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池のラウンジは、オリジナリティのあるおもてなしを受けながら、静かに過ごせるおすすめのラウンジでした!
ぜひ一度、利用してみてくださいね。