- フェアフィールド・バイ・マリオットってどんなホテル?
- フェアフィールド・バイ・マリオットの設備って、どうなの?
そんな疑問をお持ちの方のために、この記事ではフェアフィールドシリーズのホテルについて解説しています。
フェアフィールド・バイ・マリオットは、世界中に1,000軒以上展開している人気ホテルです。
日本でも順次開業中で、僕は今までに6軒のフェアフィールド・バイ・マリオットに16泊した経験があります。
その16泊の実体験に基づいて、おすすめポイントはもちろん、残念なポイントも書いていますので、ぜひホテル選びの参考にしてください。
フェアフィールド・バイ・マリオットとは?
フェアフィールド・バイ・マリオットは、マリオットグループのホテルです。
グループの中ではセレクトホテルに分類され、信頼のおけるサービスや温かみのある心地よい空間により、シームレスな滞在ができるようデザインされています。
現在は『フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト』が展開されていて、2020年10月から日本各地に順次開業中です。
フェアフィールドシリーズのホテルは、全体的にシンプルなデザインで洗練された印象です。
比較的新しいホテルが多く、清潔感もあり、快適に過ごすことができます。
それでは、ホテルの詳細について見ていきましょう。
客室
まずは、一番気になる客室から。
フェアフィールドシリーズはシンプルなホテルですが、客室の種類もシンプルです。
基本的にスタンダードのみで、スイートルームなどの設定はありません。
なので、ベッドタイプが「2シングル」か「1キング」の選択のみで、2つのタイプ違いでの価格差は無しです。
部屋の広さは 25m2 で冷暖房付き、無料の高速 Wi-Fi が利用できます。
そして、最近では当たり前になってきた全室禁煙なので、匂いが気になることもなく快適に過ごせますね。
その他には、以下のような備品があります。
- ミニ冷蔵庫、電気ケトル
- 49インチ薄型テレビ
- 電話、アラームクロック、金庫
- ヘアドライヤー
- テーブル、ソファ
- ペットボトルの水、インスタントコーヒー、紅茶(無料)
ミニ冷蔵庫は、その名の通りミニなので、それほど大きくはないですが、ビジネスホテルにあるような超ミニタイプほど小さくはありません。
そこそこには入りますので、充分な大きさです。
それから大きな特徴として、浴室は浴槽が無いシャワーブースタイプです。
シャワーは普通のシャワーと天井に固定されたレインシャワーを切り替えて使います。
ボディーソープとリンスインシャンプーは壁に備え付けられていますが、挟み込んで押し出すのに少し力が要ります。
一方、バスタオルとタオルは厚手で吸水性がバツグンなので、短髪の僕はドライヤーが要らないくらいでした。
電気ケトルがあるのでコーヒーや紅茶が飲めますし、小腹が空いたとき用にカップラーメンを買っておくのも良いですよ。
ホテル内の施設
次にホテル内の施設についてです。
フェアフィールドシリーズ共通の施設として、ホテルにはコインランドリーと「The Market」があります。
「The Market」では、飲み物やスナック菓子、アイス、冷凍食品、カップ麺など、そしてちょっとしたお土産を買うことができます。
「The Market」は 24時間利用可能ですが、現金は使えません。支払いはカードまたは電子マネーのみ。
共有スペースにはリラックスできそうな大きなテーブルとソファー、あとは電源を備えたデスクワークスペースもあり、ここで食事も可能です。
壁にはちょとしたライブラリーがあり、その土地に関する本や民芸品などがおしゃれにディスプレイされています。
それからキッチンスペースには、シンクがあり、ちょっとした洗い物が可能です。
また、レンジとトースターもあり、しかもトースターは BALMUDA なので、パンを美味しくトーストできます。
あとは、コーヒーメーカーのコーヒーを飲めますし、インスタントの味噌汁、紅茶、緑茶なども無料です。
ちなみに、『道の駅プロジェクト』シリーズのフェアフィールドにはレストランがありませんが、「フェアフィールド・バイ・マリオット・大阪難波」には、レストランとそれ以外にフィットネスセンターもあります。
おすすめポイント3つ
それではフェアフィールド・バイ・マリオットのおすすめポイントです。
おすすめポイントは3つ。
ひとつつずつ説明していきますね。
リーズナブルな料金
フェアフィールド・バイ・マリオットの一番の魅力は、何と言ってもリーズナブルな料金です。
マリオットグループには、リッツ・カールトンなどの高級ホテルもありますが、フェアフィールドシリーズは、比較的お安く宿泊できます。
時期にもよりますが、1室2名利用で大体1万円強。平日利用でキャンペーンも利用できれば、1万円を切ってきます。
さすがに全国チェーンのビジネスホテルには敵いませんが、充分な部屋の広さと設備でこの値段であれば、コスパは悪く無いです。
充実しているキッチンスペース
2つめのおすすめポイントは、充実しているキッチンスペースです。
「ホテル内の施設」の所でも書きましたが、キッチンスペースには、シンクに電子レンジ、そしてBALMUDAのトースターがあります。
ホテルにはレストランが無いですが、お弁当や惣菜、パンを買って来ると、ラップやアルミホイルもあるので、チンして温かいものを食べることができます。
また、紙皿や箸、スプーン、さらには醤油も準備されているので、何も準備していなくても食事関係で困ることはありません。
飲み物については、コーヒーやインスタントの味噌汁、緑茶、ほうじ茶、紅茶が無料で飲めます。
それに、製氷機の氷もここから部屋に持ち帰ることができるので、飲み物関係の環境も充実してますよ。
周辺観光のベースになる
そして最後のおすすめポイントは、周辺観光の拠点になることです。
これは『フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト』のコンセプトでもありますが、様々な観光スポットに近い位置にあるホテルが多く、観光の拠点になります。
実際に僕も「フェアフィールド・バイ・マリオット・三重御浜」を拠点にして熊野三山をお参りしましたし、「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波」宿泊時は、京都市内観光から天橋立まで楽しめました。
また、道の駅にも近接していますので、地元の名産やおいしいものに出会えるチャンスもありますよ。
ざんねんポイント1つ
そんなおすすめポイントが盛り沢山のフェアフィールド・バイ・マリオットですが、1つだけざんねんポイントがあります。
それがこちらです。
道の駅に近接していることからも分かるように、ホテルは街の中心部から離れた位置にあります。
もちろん、近くに駅があるホテルも多いので、電車、あるいはバスでホテルへのアクセスは可能です。
ただし、周辺の観光を満喫しようとすると、やはり車が必要でしょう。移動の自由度が違いますしね。
車があると、観光だけでなく、食料の買い出しや近場の温泉に行ったりするのにも重宝します。
部屋の浴室はシャワーブースですので、浴槽がありません。お湯に浸かってしっかり疲れを取ろうと思うと、温泉に入るのが一番。
そうなると、やはり車があった方が、充実した旅になりますよ。
まとめ:フェアフィールド・バイ・マリオットは、地域観光の拠点におすすめのホテルです!
それでは、最後にまとめます。
フェアフィールド・バイ・マリオットは、シンプルな美を追求している洗練されたホテルです。
客室は基本的にスタンダードのみで、ベッドタイプの違いだけです。(一部例外あり)
部屋に基本的な備品は揃っていて、浴室は浴槽無しのシャワーブースタイプ。
お湯に浸かりたい場合は、近場の温泉を利用しましょう。
ホテル内の施設には、コインランドリーと「The Market」があります。
共有スペースには、テーブルやソファ、ワークデスクもあり、キッチンスペースは充実しています。
そして、フェアフィールド・バイ・マリオットのおすすめポイントは以下の3つです。
宿泊料金は、マリオットグループの中ではリーズナブルですし、キッチンスペースではレンジやトースター、インスタントのドリンク類が充実しています。
一方、ざんねんポイントはこちら。
食料の買い出しや温泉、周辺観光に行くためには、何かと動き回ることが多くなるので、車があった方が、より旅行を満喫することができます。
逆に、車を準備できれば、この唯一のざんねんポイントは無くなります。
以上、フェアフィールド・バイ・マリオットの「おすすめポイント3つ」と「ざんねんポイント1つ」でした。
フェアフィールド・バイ・マリオットは、地域観光の拠点におすすめのホテルです。
ぜひ一度、泊まってみてくださいね。
ちなみに、マリオット系列のホテルに泊まるときは、ポイントサイト経由で予約するのを忘れずに!
理由は、1.5%〜5%オフになるから。
詳しいやり方については、こちらの記事を参考にしてください。
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