京都南部は南山城村。
宇治茶、煎茶の名産地である京都唯一の村に建っているのが、『フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ』です。
奈良、三重、滋賀と3つの県に隣接する村にあるこのホテルは、地域観光の拠点としてはもってこい。
どこに行こうかと計画を立てるだけでもワクワクします。
場所こそ京都にはありますが、京都市内よりも奈良市内の方が近く、車で40分くらいで行けますので、個人的には奈良観光の拠点におすすめのホテルです。
この記事は、そんな『フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ』の滞在記です。
「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト」のコンセプトにもあるように、この記事を参考にして、それぞれの旅のスタイルを楽しんでください!
フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろの基本情報
場所は、京都府南部の奈良県、三重県、滋賀県との府境、県境が集中する地域にあります。
すごく山奥にありますが、電車も通っているので、ホテルへのアクセス手段は、車かJRです。
すぐ近くにJR月ヶ瀬口駅がありますが、駅がちょっと高い位置にあり、回り込んだりする必要があるため、歩くと10分くらい掛かります。
近くはありますが、旅の大きな荷物を持っての「徒歩10分」は何気にしんどいですよね。
なお、車で行かれる場合は、ホテル内駐車場を無料で利用できます。
結構広い駐車場なので、宿泊客が多くて停められないという事はないはずです。
住所:〒619-1411 京都府相楽郡南山城村大字北大河原小字殿田105番地
TEL:0743-93-1555
公式HP:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/ukyfi-fairfield-kyoto-minamiyamashiro/
Marriott Bonvoy 関連情報
マリオットボンヴォイでは、2022年3月からカテゴリーによるチャート制度が廃止になり、ポイント変動性が導入されました。
参考までに、以前のカテゴリー情報は下記になります。
<参考情報>
カテゴリー :5
必要ポイント:オフ30,000 スタンダード35,000 ピーク40,000
他の道の駅シリーズのフェアフィールドがカテゴリー ”3”なのに、このホテルは ”5” でした。
他のホテルと比べて、飛び抜けて設備が良い訳でもないのに、なぜだろう?とずっと疑問に思っていました。
実際に宿泊してみてもその疑問は解消されず。
ところが、カテゴリー制度が廃止され、ポイント変動制が導入されてからのポイントを確認すると、20,000ポイントくらいで宿泊できるようになっていますので、その疑問が少し解消されました。
とは言え、20,000ポイントというのは、かつてのカテゴリー ”4” に相当します。
同じ時期で比較すると、他の道の駅シリーズが 15,000ポイントで宿泊できて、これはカテゴリー ”3” 相当ですから、これらのホテルより高いことには、変わりがありません。
その差の理由を想像すると、「京都でも奈良でも三重でも滋賀でも、どこでも行けるよ!」という立地的な優位性でしょうか。
客室について
客室タイプはスタンダードのみで、ベッドタイプが「2シングル」か「1キング」で違うだけです。
宿泊料金に差はありませんし、客室の設備や仕様も同じです。
ということは、当然、ゴールドエリートの特典である「より良いお部屋へのアップグレード」を受けることはできません。
僕が宿泊した時は夜の到着だったので、すぐには気づきませんでしたが、翌朝カーテンを開けると、部屋からは茶畑が見えて、良い眺めでした。
とても静かな環境ですので、のんびり過ごすことができます。
施設について
1F はフェアフィールドシリーズ標準の造りで、共有スペース、ランドリー、シンクスペースがあります。
共有スペースには、大きなテーブルとソファがあり、壁には、近辺の風物詩を紹介する写真が飾ってあります。
また、本が置いてあるちょっとしたライブラリの棚もあり、照明の効果も相まって、おしゃれな雰囲気です。
シンクスペースの横には電子レンジやトースターも備えてあるので、お弁当やパンを温めるのには困りません。
ちなみに、トースターはBALMUDAですので、あくまで個人の感想ですが、パンの美味しさも2割り増しです。
また、コーヒーマシンが置いてあるので、コーヒーはいつでも飲めますし、インスタントの紅茶や緑茶、ほうじ茶もあるので、部屋に持ち帰って、飲むことができます。
あと、個人的には味噌汁が好きなので、インスタントとは言え、自由に飲めるのが何気にうれしいです。
さらに、冷たい飲み物が飲みたい場合は、シンクスペース横に製氷機もあるので、部屋に持って行くことができます。
といった感じなので、スーパーやコンビニで事前に買い物を済ませておくと、滞在時の飲食で困ることはないんじゃないでしょうか。
周辺のおすすめスポット
次に、周辺のおすすめスポットを紹介したいと思います。
道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村
まずはホテルの隣にある、道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」のご紹介です。
ここは人気の道の駅なのでしょう。
平日の朝からでも、登山の格好をした人、バイクでツーリング途中の人など多くのお客さんで賑わっていました。
お茶どころだけにお茶を使った商品が多く、道の駅オリジナル商品も人気のようでした。
特に「村抹茶ソフト」を食べている方が多かったようです。
また、お茶だけでなく道の駅らしく採れたての野菜も多く並んでおり、こちらのコーナーもお客さんが多かったです。
あとは、「南山城音頭」(?)的な音楽がずっと流れていて、「知らない土地に旅に来た感」と「お祭り感」が味わえます。
ぜひ、ご堪能ください。
梅の郷 月ヶ瀬温泉
「フェアフィールド・バイ・マリオット」シリーズのホテルの浴室は、シャワーブースタイプですので、浴室がありません。
普段からシャワーのみで済ませている方は問題ないかもしれませんが、やはりゆっくり浴室に浸かって、疲れを撮りたい方もいるかもしれませんね。
そういった方でも、近くに温泉がありますので、安心です。
この月ヶ瀬温泉は、ホテルから車で20分弱のところにあり、内湯と露天風呂がある温泉です。
「茶の湯」と「梅の湯」があり、「茶の湯」の露天風呂は展望露天風呂になっています。日替わりで男女が入れ替わるタイプですので、運が良ければ、この展望露天風呂が楽しめるかもしれません。
また、月ヶ瀬は梅の名所としても有名で、近くに「月ヶ瀬梅林」があり、お風呂の前や後に訪れるのも一興です。
ちょうど僕が訪れた時は梅の時期でもあり、車で通るだけもでもとても綺麗な景色が拝めました。
ちなみに、もう少し近い、車で 10分くらいのところに『島ヶ原温泉 やぶっちゃの湯』という温泉もあります。
どちらの温泉も、ホテルの方でタオルや水を準備してくれて、更には割引券ももらえます。
温泉に行く場合は、ホテルの方に事前に伝えておくと良いですよ。
東大寺
最初にも書きましたが、『フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ』は、場所こそ京都ですが、京都市内よりも奈良市内の方が近く、車で 40分くらいで行くことができます。
奈良観光と言えば、真っ先に思いつくのが「東大寺」ではないでしょうか。
やはり何と言っても、大仏さんの大きさには圧倒されますし、近くで見る生の迫力は一見の価値ありです。
大仏さん、そしてそんな大きな大仏さんを収めてる大仏殿を見上げていると、こんな大きなものを造った当時の人の苦労や、そもそもこんな大きなものを造ろうとした創造力、そして幾度の再建を繰り返しながらも今まで維持してこられた歴史の重みに畏敬の念を抱かずにはいられません。
歴史と言えば、奈良には東大寺だけではなく、様々な歴史的建造物や教科書に出てきたような古墳もたくさんありますので、1日ではとても回りきれないかもしれません。
東大寺の他には、小さいお寺ですが、飛鳥寺もおすすめです。
飛鳥時代に作られた日本最古の仏像が見られるなんて、スゴ過ぎです。あまりに昔過ぎて信じられませんが、悠久の歴史の空気を肌で感じることができますよ。
京都の観光スポット情報はこちら ↓
>> 京都の観光スポット[楽天トラベルたびノート]まとめ:ホテルは京都にありますが、奈良観光の拠点におすすめのホテルです!
『フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ』は、奈良観光の拠点としておすすめです。
また、奈良だけではなく、京都観光はもちろん、三重県の伊賀や滋賀県の甲賀といった忍者の里巡りも。
「四方良し」のホテルです。
おすすめポイントをまとめると、こちらです。
ぜひ、歴史の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、マリオット系列のホテルに泊まるときは、ポイントサイト経由で予約するのを忘れずに!
理由は、1.5%〜5%オフになるから。
詳しいやり方については、こちらの記事を参考にしてください。
「ポイントサイトとか面倒くさい」「5%オフにならなくてもいい」「とにかく早く予約したい」という方は、こちらからどうぞ。
今回の宿泊記は以上です。